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船越英一郎、父の当たり役に初挑戦 市川崑監督『黒い十人の女』55年ぶり復活

 俳優の船越英一郎が9月29日よりスタートする読売テレビ・日本テレビ系連続ドラマ『黒い十人の女』(毎週木曜 後11:59)に主演することが明らかになった。1961年に市川崑監督・妻の和田夏十のオリジナル脚本による名作が55年ぶりに復活。この時、主演を務めたのが当時の大映の映画スターであり、船越英一郎の父である船越英二。自らの熱望によって、父親が演じた当たり役への初挑戦が実現した。また、脚本は関西テレビ『素敵な選TAXI』(2014)などを代表作にもつお笑いタレント・バカリズムが担当する。

読売テレビ・日本テレビ系連続ドラマ『黒い十人の女』(毎週木曜 後23:59)で父の当たり役に初挑戦する船越英一郎

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 映画版を現代風にアレンジした同ドラマではプレイボーイのTVプロデューサー・風松吉(かぜ・まつきち)が妻と9人の愛人から殺害計画を企てられるというストーリー。映画版では岸恵子、山本富士子、中村玉緒、宮城まり子、岸田今日子らそうそうたる名女優たちが脇を固めており、ドラマ版ではどのような面々が顔をそろえるのか今後、発表される。

 父の当たり役でもある風松吉役を演じる船越は「時代を先取りした奇想天外なストーリーとモダンでシャープな映像。そして、女性の本音を活写する豪華女優陣の共演。ちりばめられた珠玉のセリフが人間の本質をえぐり出し、アイロニーとユーモアに満ちたエンターテインメントになっている名作中の名作!」とその魅力を熱弁。「前代未聞のサスペンスを天才・バカリズム氏がどんなコメディに仕立てていくのか、予想も出来ない結末に向かっていくドラマをお楽しみ下さい」と期待を込めている。

 お笑いだけでなく、脚本家としても実力を現してきたバカリズムは今回が原作もの、1話完結以外の連続ドラマは初めて。「全ての元凶は船越さん演じる風松吉ですが、それでもどこか憎めない男に描ければ」と意気込み、昨今なにかと話題となる“不倫”をモチーフとした作品となるが「独身の僕にはファンタジーの世界なので、自分なりに想像力を働かせて面白おかしく描ければと思います。僕自身、芸能ニュースには疎いので、その辺は全く意識していません」とひょうひょうと語っている。

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  • 読売テレビ・日本テレビ系連続ドラマ『黒い十人の女』(毎週木曜 後23:59)で父の当たり役に初挑戦する船越英一郎
  • 読売テレビ・日本テレビ系連続ドラマ『黒い十人の女』(毎週木曜 後23:59)の脚本を担当するバカリズム
  • 映画版『黒い十人の女』発売元:KADOKAWA (C)KADOKAWA

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