自動車は新車ばかりが好まれるわけではない。程度のいい中古車が好きな人もいれば、10年以上にわたって初めて買った車を大切に乗る人もいる。このような車と事故に遭った際、役立つのが「対物超過修理費用特約」だ。
▼対物超過修理費用特約が役立つ理由
交通事故で相手の車に損害を与えた場合、自身の過失割合分を賠償すれば、法律上は責任を果たしたことになる。通常は自分の対物賠償保険で補償されるが、実はこの保険で支払われる保険金は、相手の車の時価額が上限になっている。例えば、時価額10万円の車に損害を与えた際は、10万円が限度ということだ。
実際の修理費を賄う十分な保険金を出せないとなれば、相手との示談交渉はまとまりにくい。特に古い車の場合、修理費が保険金額を上回り、トラブルになるケースがあるので注意が必要だ。
そこで役立つのが、対物超過修理費用特約だ。これは、事故により相手へ修理費を支払う場合に、相手車両の時価額とは関係なく、1事故1台につき50万円まで補償される特約。保険会社の定める時価額は、年10%程度下落していくため、10年以上経過する車両は時価評価がほとんどない。そうなると、上述の通り対物賠償保険での全額支払いは難しいが、この特約があれば50万円までは払われるので、スムーズな示談解決への後押しとなる。
最近は自動車の性能向上により、10年以上同じ車に乗り続ける人も目立つようになった。その一方で、車両評価のルールは従来と変わらないため、実物と時価額の間に開きが出てしまい、事故後にもめるケースも散見される。円滑に解決するために、この特約はぜひ付帯することをオススメする。
<記事/奥田知典(マイアドバイザー登録FP)>
第一勧業銀行(現みずほ銀行)、東京海上日動火災保険、2006年から現在は(有)ekコンサルタント取締役として住宅セミナー講演、工務店経営支援、TV・ラジオ出演やコラム執筆等、幅広いジャンルで活躍中。
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▼対物超過修理費用特約が役立つ理由
交通事故で相手の車に損害を与えた場合、自身の過失割合分を賠償すれば、法律上は責任を果たしたことになる。通常は自分の対物賠償保険で補償されるが、実はこの保険で支払われる保険金は、相手の車の時価額が上限になっている。例えば、時価額10万円の車に損害を与えた際は、10万円が限度ということだ。
そこで役立つのが、対物超過修理費用特約だ。これは、事故により相手へ修理費を支払う場合に、相手車両の時価額とは関係なく、1事故1台につき50万円まで補償される特約。保険会社の定める時価額は、年10%程度下落していくため、10年以上経過する車両は時価評価がほとんどない。そうなると、上述の通り対物賠償保険での全額支払いは難しいが、この特約があれば50万円までは払われるので、スムーズな示談解決への後押しとなる。
最近は自動車の性能向上により、10年以上同じ車に乗り続ける人も目立つようになった。その一方で、車両評価のルールは従来と変わらないため、実物と時価額の間に開きが出てしまい、事故後にもめるケースも散見される。円滑に解決するために、この特約はぜひ付帯することをオススメする。
<記事/奥田知典(マイアドバイザー登録FP)>
第一勧業銀行(現みずほ銀行)、東京海上日動火災保険、2006年から現在は(有)ekコンサルタント取締役として住宅セミナー講演、工務店経営支援、TV・ラジオ出演やコラム執筆等、幅広いジャンルで活躍中。
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2016/07/26