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伊勢谷友介、ディズニー声優初挑戦 『ジャングル・ブック』で暴君トラに

 俳優の伊勢谷友介が、ディズニーの実写映画『ジャングル・ブック』(8月11日公開)の日本語吹替版で、人間への復讐心を抱くトラのシア・カーン役を担当することが16日、わかった。

トラのシア・カーン役でディズニー声優に初挑戦する伊勢谷友介 (C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved..

トラのシア・カーン役でディズニー声優に初挑戦する伊勢谷友介 (C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved..

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 本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリを主人公に、自然の掟と共に雄々しく生きる者たちの愛や憎しみ、喜びや悲しみをうたいあげる感動の物語。これまで、主人公・モーグリを見守り導く指南役の黒ヒョウ、バギーラ役で松本幸四郎、モーグリをわが子のように育てる愛情深い母親オオカミ・ラクシャ役を宮沢りえが務めることが発表されていた。

 伊勢谷は、圧倒的な力でジャングルの頂点に君臨し、「人間」であるモーグリに強い憎しみを抱く“暴君”カーン役でディズニー映画に初挑戦する。

 動物のヒエラルキーのトップに立ち、過去に人間から受けた苦しみから、人間であるモーグリに対し強い憎しみを抱くカーン。その圧倒的な存在感を表現するに当たり、伊勢谷は“ぶれないこと”を意識し、「彼の中に絶対的な芯がある。その意味では悪ではない。誰かにとって悪でも本人にとっては当然であるという、絶対的な自信を持つようにしました」とこだわりを明かした。

 カーンのような「独裁政治をやっている人は嫌いです」としながらも、「人間が過去にやってきた間違いによって生まれた遺恨であり、そういったことに向き合って相手の存在を助けるところまでにならないと本質的な改善にならないと思うので、シア・カーンは存在していてほしい」と、単なる悪ではないキャラクターの存在意義を語った。

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