女優の多部未華子が24日、埼玉・彩の国さいたま芸術劇場で行われた舞台『尺には尺を』公開舞台けいこに出席。今月12日に多臓器不全のため他界した、演出家・蜷川幸雄さん(享年80)の遺作にあたる同作に出演する多部は「お亡くなりになってからも、どっかにいるんじゃないかという気がしているので、さみしいけど大丈夫です」と天国の蜷川さんに呼びかけた。
同作は蜷川さん演出・監修のもと、シェイクスピア戯曲全37作品の上演を目指して1998年にスタートした「彩の国シェイクスピア・シリーズ」の第32弾。蜷川さんは、けいこスタート時から体調を崩しており、直接現場へと足を運ぶことはかなわなかったが、自身の演出プランに基づいて、けいこが進む様子を病床から映像で確認していたという。
多部は、2014年に同所で上演された『わたしを離さないで』で蜷川作品に参加。同作の千秋楽後、蜷川さんに「一緒にシェイクスピアをやりたい!」と直談判していたことを明かし「たぶん、あの時言ってなかったら私は今ここにいないと思います。キャストもスタッフも“蜷川組”と呼ばれるような方々に囲まれて、常に蜷川さんの話をしたり、思ったりしながら毎日過ごしています」と語った。
舞台けいこにはそのほか、藤木直人も出席。あす25日から6月11日までは同所で、その後は福岡・北九州芸術劇場大ホールで6月17日〜19日、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで6月24日〜27日まで上演される。
同作は蜷川さん演出・監修のもと、シェイクスピア戯曲全37作品の上演を目指して1998年にスタートした「彩の国シェイクスピア・シリーズ」の第32弾。蜷川さんは、けいこスタート時から体調を崩しており、直接現場へと足を運ぶことはかなわなかったが、自身の演出プランに基づいて、けいこが進む様子を病床から映像で確認していたという。
多部は、2014年に同所で上演された『わたしを離さないで』で蜷川作品に参加。同作の千秋楽後、蜷川さんに「一緒にシェイクスピアをやりたい!」と直談判していたことを明かし「たぶん、あの時言ってなかったら私は今ここにいないと思います。キャストもスタッフも“蜷川組”と呼ばれるような方々に囲まれて、常に蜷川さんの話をしたり、思ったりしながら毎日過ごしています」と語った。
舞台けいこにはそのほか、藤木直人も出席。あす25日から6月11日までは同所で、その後は福岡・北九州芸術劇場大ホールで6月17日〜19日、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで6月24日〜27日まで上演される。
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2016/05/24