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200歳の老婆に扮した高島礼子の「肝っ玉」を賞賛 『精霊の守り人』トロガイ役

 女優・綾瀬はるか(30)が主演するNHKのドラマ『大河ファンタジー 精霊の守り人』第3回が2日(後9:00)に放送される。本作で、綾瀬に負けず劣らず(?)のアクションに挑戦しているのが、女優の高島礼子(51)だ。素顔がわからないくらいのフル特殊メイクも話題になっている。演出の片岡敬司氏も「よくぞ、挑戦したと、その肝っ玉のすごさみたいなものに圧倒されっぱなしでした」と賛辞を送っている。

『NHK放送90年大河ファンタジー 精霊の守り人』第4回「決戦のとき」より。バルサ(綾瀬はるか)、トロガイ(高島礼子)、タンダ(東出昌大) (C)NHK

『NHK放送90年大河ファンタジー 精霊の守り人』第4回「決戦のとき」より。バルサ(綾瀬はるか)、トロガイ(高島礼子)、タンダ(東出昌大) (C)NHK

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 同ドラマは、上橋菜穂子氏の異世界ファンタジー『守り人』シリーズ全12巻を映像化する壮大なプロジェクト。今回「シーズン1」として4回放送され、来年以降に「シーズン2」と「シーズン3」、足掛け3年にわたって全22回の放送で完結する。

 高島が演じるのは、先住民ヤクーの呪術師トロガイ。新ヨゴ国の第2王子チャグムが宿した精霊の卵の謎を解く、重要な役割を担う。トロガイは200歳という設定で、水を使って魂を飛ばすこともできる、最もファンタジー色の強いキャラクターだ。

 第1回の完成試写後、高島は「当初はメークに5時間かかりました。トータルで25回ほどスタンバイしたんですけれども、だんだん皆さん慣れてきて、3時間ちょっとくらいで支度できるようになって。でもそのくらいの支度時間をいただけると気持ちも入ってくる。声の出し方とか身動き、そういう一挙一動に難しいものを感じたんですけれども、いろいろ監督、スタッフの皆さんと相談して、みんなのおかげでやっとトロガイができ上がった」と話していた。

 第2回以降は、「中に綿が入っていて、布団のように重い」衣装を身にまとい、草むらの中を走ったり、水の中から現れたり、体力勝負のシーンにも果敢に挑んだ。「20年若ければバルサ役に挑戦したかった」というほど本作に入れ込む。

 「実際にこのような役をまず私がいただけたというのが、とても感謝するところであって、仕上がりを見た時に、壮大な景色とか映像のきれいさに、鳥肌がたつくらい感動を覚えました。このようなすばらしい作品に出させていただいているんだなと思うと、改めて皆さんに感謝したい気持ちと、自分で十分にできたのかなという反省と、入り混じった不思議な思い」で、オンエアを見守っている。

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  • 『NHK放送90年大河ファンタジー 精霊の守り人』第4回「決戦のとき」より。バルサ(綾瀬はるか)、トロガイ(高島礼子)、タンダ(東出昌大) (C)NHK
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