各自動車メーカーが、自動ブレーキなど先進的な運転支援システムの研究・開発をこぞって進めている。最先端のシステムを搭載した車は、非搭載車に比べ、事故件数が6割少ないというデータもある。こういった実態を踏まえ、昨年末には損害保険各社が安全装置搭載車の掛金を優遇するとの報道も出た。自動ブレーキを含む「ASV(先進安全自動車)」については、2017年1月から自動車保険料が平均で10%割り引かれるというのだ。 こうした動きからもわかる通り、国産車の予防安全性能は日進月歩だ。では、各社のシステムにはどのような違いがあるのだろうか? 国内の自動車メーカーを3社ピックアップして最新事情を紹介しよう。
2016/02/18