『news every.』(日本テレビ系)でキャスターとして活躍するNEWSの小山慶一郎が、憧れの人物として名前を挙げているのが、日本テレビの藤井貴彦アナウンサーだ。日テレの夕方の顔として3時間生放送番組を担当している藤井アナだが、名前を聞いてもすぐに顔が浮かばなかったり、バラエティ番組で活躍する藤井恒久アナを思い浮かべる人もいるかもしれない。でも、「背が高くて髪を6・4分けしている落ち着いたアナウンサー」と言えば、ピンと来る人もいるだろう。藤井アナは、実はフリーになった羽鳥慎一アナと同期で、ともに日テレの“ツインタワー”と呼ばれ、そのアナウンススキルも折り紙つきなのだ。
◆「好きな男性アナ」でも圏外……だが、スタッフや同僚からの信頼は厚い
日テレで藤井アナと同期だった羽鳥アナはバラエティで活躍し、愛称“バード”と呼ばれてスタッフ・視聴者ともに慕われ、今はフリーとして『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)という冠番組まで持っている。弊社発表「好きな男性アナウンサー」ランキングでも常に上位の“常連”であり、超人気アナウンサーであることは誰もが知るところだ。
一方の藤井アナは、残念ながらランクインすることもなく、むしろ羽鳥アナとは“対極”の位置にいるとも言えるが、当初は高身長の羽鳥と合わせて“日テレタワー”と呼ばれていたという。現在は夕方の3時間ニュース番組を担当する看板アナであるが、かつては局アナの“必須科目”とも言うべきバラエティ番組にも出演し、『投稿!特ホウ王国』のレポーターや『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』なども担当。ちなみに『ズームイン!!サタデー』のマスコットキャラ“サタボー”は、藤井アナをモデルにしているという。これもちょっとした“藤井トリビア”だろう。
◆“そらジロー以下”の存在感が最大の武器
それにしても、日テレの3時間番組に毎日のように出演しているにも関わらず、“藤井貴彦”と言われてもパッと顔が浮かばないというのはいかがなものだろうか。どちらかと言えば藤井アナと同じように地味めでありながらも、後輩の桝太一アナのほうが華々しい活躍を見せ、現「好きな男性アナウンサー」でも1位であるのに比べ、藤井アナはランク外。『news every.』と言っても、「そらジロー!」と呼びかける陣内貴美子や、お天気キャスター・木原実の顔のほうが先に浮かぶ人も多いのではないか。酷な言い方をすれば、藤井アナの存在感は“そらジロー以下”と言えるかもしれないのだ。
「でも、存在感が薄いというのは、局アナとしては最大の褒め言葉かもしれないですよ。古館(伊知郎)さんがちょっと私見を述べるだけでネットなどで叩かれる今、報道番組のメインキャスターに求められているのは、事実を正確に報道する能力なんです。それに生放送番組のメインで大切なのは、周囲を活かしながら番組を確実に進行させる能力。逆に言えば、存在感が薄いということは、番組を完全に掌握している結果でもあるんです」(報道番組制作スタッフ)
◆不遇感漂うも、確立した“日テレの良心”というポジション
この言葉を裏づけるように、エブリーメンバーには“キャプテン”と慕われ、中島芽生アナも夏休み明けに帰ってくる藤井アナについて、「番組のキャプテンが帰ってくるというのは、やっぱり安心します。一方で、少しの緊張感も…陣内さんと「また怒られるー♪」と、キャプテンの帰還を喜んでいました」とブログに記載するほどだ。
さらには日テレのサイトの公式プロフィールで、「心があたたかくなる言葉は?」との問いに、「藤井さん、ヘリコプターの生映像で1分くらいしゃべってください」と答えるなど、どこまでも局アナとしての本分をまっとうしようとする藤井アナ。派手な人気フリーアナもいいが、藤井アナはこれからも夕方の顔として、安心感・安定感のある生放送を届けてくれるだろう。今までは、どことなく“不遇感”が漂っていたきらいもなきにしもあらずだが、自分の道を曲げずに腕を磨き続ける藤井アナのアナウンス道に陰りはない。
◆「好きな男性アナ」でも圏外……だが、スタッフや同僚からの信頼は厚い
日テレで藤井アナと同期だった羽鳥アナはバラエティで活躍し、愛称“バード”と呼ばれてスタッフ・視聴者ともに慕われ、今はフリーとして『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)という冠番組まで持っている。弊社発表「好きな男性アナウンサー」ランキングでも常に上位の“常連”であり、超人気アナウンサーであることは誰もが知るところだ。
一方の藤井アナは、残念ながらランクインすることもなく、むしろ羽鳥アナとは“対極”の位置にいるとも言えるが、当初は高身長の羽鳥と合わせて“日テレタワー”と呼ばれていたという。現在は夕方の3時間ニュース番組を担当する看板アナであるが、かつては局アナの“必須科目”とも言うべきバラエティ番組にも出演し、『投稿!特ホウ王国』のレポーターや『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』なども担当。ちなみに『ズームイン!!サタデー』のマスコットキャラ“サタボー”は、藤井アナをモデルにしているという。これもちょっとした“藤井トリビア”だろう。
◆“そらジロー以下”の存在感が最大の武器
それにしても、日テレの3時間番組に毎日のように出演しているにも関わらず、“藤井貴彦”と言われてもパッと顔が浮かばないというのはいかがなものだろうか。どちらかと言えば藤井アナと同じように地味めでありながらも、後輩の桝太一アナのほうが華々しい活躍を見せ、現「好きな男性アナウンサー」でも1位であるのに比べ、藤井アナはランク外。『news every.』と言っても、「そらジロー!」と呼びかける陣内貴美子や、お天気キャスター・木原実の顔のほうが先に浮かぶ人も多いのではないか。酷な言い方をすれば、藤井アナの存在感は“そらジロー以下”と言えるかもしれないのだ。
「でも、存在感が薄いというのは、局アナとしては最大の褒め言葉かもしれないですよ。古館(伊知郎)さんがちょっと私見を述べるだけでネットなどで叩かれる今、報道番組のメインキャスターに求められているのは、事実を正確に報道する能力なんです。それに生放送番組のメインで大切なのは、周囲を活かしながら番組を確実に進行させる能力。逆に言えば、存在感が薄いということは、番組を完全に掌握している結果でもあるんです」(報道番組制作スタッフ)
◆不遇感漂うも、確立した“日テレの良心”というポジション
この言葉を裏づけるように、エブリーメンバーには“キャプテン”と慕われ、中島芽生アナも夏休み明けに帰ってくる藤井アナについて、「番組のキャプテンが帰ってくるというのは、やっぱり安心します。一方で、少しの緊張感も…陣内さんと「また怒られるー♪」と、キャプテンの帰還を喜んでいました」とブログに記載するほどだ。
さらには日テレのサイトの公式プロフィールで、「心があたたかくなる言葉は?」との問いに、「藤井さん、ヘリコプターの生映像で1分くらいしゃべってください」と答えるなど、どこまでも局アナとしての本分をまっとうしようとする藤井アナ。派手な人気フリーアナもいいが、藤井アナはこれからも夕方の顔として、安心感・安定感のある生放送を届けてくれるだろう。今までは、どことなく“不遇感”が漂っていたきらいもなきにしもあらずだが、自分の道を曲げずに腕を磨き続ける藤井アナのアナウンス道に陰りはない。
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2016/02/09