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宮藤官九郎、岡田将生でゆとり世代描く「45才にして初めて挑む社会派ドラマ」

 人気脚本家・宮藤官九郎が4月より放送される日本テレビ系連続ドラマ『ゆとりですがなにか』(毎週日曜 後10:30)を手掛けることが明らかになった。俳優・岡田将生を主演に、松坂桃李柳楽優弥演じる『ゆとり第一世代』のアラサー男子3人が、仕事や家族、恋や友情に奮闘しながら、世の中の理不尽に立ち向かう姿を描く。宮藤は「国が定めた教育方針で図らずも『ゆとり世代』とくくられた彼らが、自虐的に『ゆとり』と口にせざるを得ない、そんなゆとりのない現代社会。社会人経験ゼロの私が、45才にして初めて挑む社会派ドラマです」とやる気をにじませている。

新ドラマ『ゆとりですがなにか』の脚本を担当する宮藤官九郎(C)日本テレビ

新ドラマ『ゆとりですがなにか』の脚本を担当する宮藤官九郎(C)日本テレビ

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 2002年に行われた教育改正により完全週休2日制、授業内容、時間数削減。絶対評価導入…。高校が休みの土日は塾通い。大学3年生、就活しようとしたらリーマンショック。いきなりの就職氷河期。入社1年目の3月に東日本大震災。気づけば優勝劣敗の競争社会に巻き込まれた入社7年目の一般的なサラリーマン・坂間正和(岡田)、小学校教師・山路一豊(松坂)、大学11浪の客引き・道上まりぶ(柳楽)の1987年生まれの3人は今年、29歳を迎え、人生の岐路に立たされることとなる。

 同世代俳優との共演に岡田は「松坂桃李さん、柳楽優弥さんと一緒に一つの作品を作れるといううれしさ。考えるだけで興奮してきます」と心待ちに。「この春、この素晴らしいキャスト、スタッフで最高のドラマを作ります」と気合十分だ。

 松坂は「台本がとにかく面白いので、その面白さを芝居できちんと表現できるかが何より怖いです。同世代の岡田くん、柳楽くんと共に、幅広い世代の方に愛されるような作品を目指していきたいと思っています」と意気込みを語り、柳楽も「同世代のゆとりメンバーで、一括りにされてきたゆとり達の逆襲が始ま…ると思います」と茶目っ気たっぷりにアピール。

 また映画『舞妓Haaaan!!!』(07)『謝罪の王様』(13)など宮藤とタッグを組んできた水田伸生氏が演出を担当。「宮藤さんの描く社会派は『笑いというチョコレートに包まれた人生という苦いアーモンド』。新しいクドカンワールドの誕生です!」と自信を込めている。

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  • 新ドラマ『ゆとりですがなにか』の脚本を担当する宮藤官九郎(C)日本テレビ
  • 主演の岡田将生(C)日本テレビ
  • 松坂桃李(C)日本テレビ
  • 新ドラマ『ゆとりですがなにか』に出演する柳楽優弥(C)日本テレビ
  • 宮藤官九郎(左上)脚本の新ドラマ『ゆとりですがなにか』に出演する(右上から時計回りに)岡田将生、柳楽優弥、松坂桃李 (C)日本テレビ

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