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加藤シゲアキ、母校青学に7年ぶり“凱旋”「存分に敬って」

 人気グループ・NEWS加藤シゲアキ(28)が26日、母校の東京・青山学院大学 アスタジオで行われた映画『ピンクとグレー』のトークイベントに登壇した。卒業以来、約7年ぶりに母校を訪れたという加藤は、「僕のときは古い校舎だったけど、すごい変わっていて、今の学生は恵まれている」とうらやましげ。同大学の学生約120人に向け「ここにいる方は僕の後輩ということで、きょうは僕のことを存分に敬ってほしいと思います」と呼びかけて笑いを誘った。

映画『ピンクとグレー』の行定勲監督 (C)ORICON NewS inc.

映画『ピンクとグレー』の行定勲監督 (C)ORICON NewS inc.

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 イベントでは、就職活動を控えた学生から「自分を表現する方法は?」「自分を見失うことありますか?」といった質問も。加藤は「僕は、自分をアピールするのが得意だとは思っていない」と前置きしたうえで「実績を積んで自信をつけていく。僕で言うと、小説を書いたことが自信になっていった。自信がつくと自分がやりたいように振る舞うことができたりする」「自分はこういう人間だと決めつけているから見失う。人にどう思われようが、そのままでいいから自分が納得できることを突き詰めていく」とアドバイスした。

 約1時間の短い交流だったが「ふれあえて、よかった」と満足そうな表情を浮かべ、最後に「生きていくことは、とてつもなくしんどくて、面倒くさいことだと思っている。一生安定することはない。もし安定したときは、つまらなくなっていると思う。だから、思う存分面倒くさいことを挑戦してほしい。それがいつか自分に返ってきて、スキルになる。頑張ってほしい」と後輩たちにエールを送っていた。

 原作は2012年1月に刊行された加藤の小説処女作。芸能界活動を始めたことをきっかけに、幼なじみで親友だった2人の少年が、成功と挫折、それぞれの道を歩んでいく姿を切なく切り取った青春小説。映画ではHey!Say!JUMPの中島裕翔が主演し、俳優の菅田将暉、柳楽優弥らが出演する。来年1月9日公開。

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