タレントのなべおさみ(76)が18日、都内で著書『昭和の怪物 裏も表も芸能界』(講談社)刊行記念トークショーを開催。なべは、今月9日に亡くなった野坂昭如さんや、作家で俳優の安藤昇さんとの生前の交流について明かした。
なべは、物書きになるために「三木鶏郎さん主宰の『冗談工房』に入りまして、三木鶏郎さんから『奨学金やるから勉強しろ』と言われ、半年間添削してもらうことから始まった」といい、その時に出会ったのが野坂さんだった。「汚ったねぇアパートでサングラスをしていて、うさん臭い先輩。この人が後年、野坂昭如という名で有名作家になろうとは、この時は少しも思っていなかった」と回顧した。
また、昨年5月に著書『やくざと芸能と 私の愛した日本人』を出版した際に、安藤さんから「うれしいねぇ。細い細い糸を大事に紡いでくれているから、うれしいんだよ。俺はね、20冊買いに行けって言ったんだよ」と電話があったことを告白。その後、安藤さんは「20冊買って、俺のサインをして配るんだ」と張り切っていたという。なべは「この本(『昭和の怪物〜』)を送るように手配をしていたんですが、一昨日亡くなりました」と語った。
同書は、“昭和の芸能界”を知る男・なべが、高倉健さん、菅原文太さん、愛川欽也さんら大物芸能人の素顔や名言を紹介。会場には、息子のなべやかんも来ており、「私を不幸のどん底に落とした人が来ている」と大学替え玉受験を自虐していた。
なべは、物書きになるために「三木鶏郎さん主宰の『冗談工房』に入りまして、三木鶏郎さんから『奨学金やるから勉強しろ』と言われ、半年間添削してもらうことから始まった」といい、その時に出会ったのが野坂さんだった。「汚ったねぇアパートでサングラスをしていて、うさん臭い先輩。この人が後年、野坂昭如という名で有名作家になろうとは、この時は少しも思っていなかった」と回顧した。
また、昨年5月に著書『やくざと芸能と 私の愛した日本人』を出版した際に、安藤さんから「うれしいねぇ。細い細い糸を大事に紡いでくれているから、うれしいんだよ。俺はね、20冊買いに行けって言ったんだよ」と電話があったことを告白。その後、安藤さんは「20冊買って、俺のサインをして配るんだ」と張り切っていたという。なべは「この本(『昭和の怪物〜』)を送るように手配をしていたんですが、一昨日亡くなりました」と語った。
同書は、“昭和の芸能界”を知る男・なべが、高倉健さん、菅原文太さん、愛川欽也さんら大物芸能人の素顔や名言を紹介。会場には、息子のなべやかんも来ており、「私を不幸のどん底に落とした人が来ている」と大学替え玉受験を自虐していた。
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2015/12/18