ロッテのロングセラーチョコレート『ガーナミルクチョコレート』のコンセプトを受け継いだ『セブンプレミアム ガーナ』(税込248円)の発表会見が21日、都内でおこなわれた。ロッテとセブン&アイ・ホールディングスが「女性に支持される商品を」という狙いのもと開発した同商品。会見では、その特長とコラボのいきさつが紹介された。
　
　両社が初めてタッグを組んで作り上げた同商品は、セブン＆アイが「数年前からロッテにオファーしていた」というほど力の入ったもの。生クリームを使用した贅沢な味わいのチョコレートで、『ガーナミルクチョコレート』のコンセプトはそのままに、「ほろほろと口の中でとろける口どけ」にこだわって開発された。ミルクの配合量は通常のミルクチョコと比べても2倍以上。風味にこだわり、手作業の工程を入れている。

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　セブン&アイの菓子市場は順調に売り上げを伸ばしており、なかでもチョコレートはもっとも伸びている商品のひとつ。特にベーシックな板チョコは人気が高いことから、今回の企画に至った。一方のロッテも「ガーナブランドの価値をより向上させたい」という思いがある一方で、PBブランドへの進出は二の足を踏む気持ちもあったとか。しかし、近年のセブン&アイの取り組みを見て、オファーを快諾したんだそう。

　同商品は27日より順次発売を開始し、12月末までに全国のセブン-イレブンほか、イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークマートで販売する予定となっている。