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佐藤浩市、本田翼起用に不安だった 撮了で「この子でよかった」

 俳優の佐藤浩市(54)、女優の本田翼(23)が8日、都内で行われた映画『起終点駅 ターミナル』(11月7日公開)完成披露会見に出席。同作は判事だった頃に体験した苦い出来事を引きずる55歳の弁護士(佐藤)が、孤独な25歳の女との出会いを通して再生していく物語。二人芝居の相手に本田が起用されたが、佐藤は当初「プロデューサーから本田翼と聞いて、やばいなと。大丈夫か、おいって。正直、一抹の不安を感じた」と吐露した。

(左から)佐藤浩市、本田翼 (C)ORICON NewS inc.

(左から)佐藤浩市、本田翼 (C)ORICON NewS inc.

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 本田が演じるのは家族に見放されて孤独に生きてきた女性・敦子。これまでにない役柄に挑戦しており、佐藤も「(本田は)これまでの役が等身大の役柄が多かった。彼女がどう演じるのか、正直、一抹の不安を感じた」と告白。

 しかし、東京、北海道での撮影を終えて「役を自分の中で吸収して、役にしてくれたのでこの子でよかった」と笑顔。クライマックスのシーンも「彼女の芝居に期待してください」と太鼓判を押した。

 本田は、大先輩の佐藤との共演にド緊張し、隠すために現場では笑顔だったが、それが佐藤の目にはヘラヘラしているように映ったという。佐藤は「だからスタッフに役者の仕事舐めるなと言われるんだ」と注意したが、この日「緊張感を見せないようにしないのが今風の人なんだと思った。今後、現場でヘラヘラしている若い人がいても怒らないようにます」と笑わせた。

 大先輩と共演者した本田は「明るい前向きの役が多かったが、少し孤独を抱えた女の子を演じたのは初めて。この作品に出会えたのは女優としての生き方ですごく重要。佐藤さんと二人芝居ができたのも大きい」と振り返った。

 会見にはそのほか、中村獅童(43)、和田正人(36)、篠原哲雄監督も出席した。

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  • (左から)佐藤浩市、本田翼 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)篠原哲雄監督、中村獅童、佐藤浩市、本田翼、和田正人 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『起終点駅 ターミナル』の完成披露会見に出席した本田翼 (C)ORICON NewS inc.
  • 北川景子の結婚報道に「幸せになってもらいたい」と祝福した佐藤浩市 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『起終点駅 ターミナル』の完成披露会見に出席した佐藤浩市 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『起終点駅 ターミナル』の完成披露会見に出席した本田翼 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『起終点駅 ターミナル』の完成披露会見に出席した中村獅童 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『起終点駅 ターミナル』の完成披露会見に出席した和田正人 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『起終点駅 ターミナル』の完成披露会見に出席した本田翼 (C)ORICON NewS inc.

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