アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』のキャラクター原案や『ひだまりスケッチ』の作者で知られる、漫画家でイラストレーターの蒼樹うめ氏の初となる個展『蒼樹うめ展』が、東京・上野の森美術館にて3日から12日まで開催される。「ひだまり」「まどマギ」の設定画やイラストのほか、幼少期の創作物など約300点が集結する。

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　同展の大きな柱は「ひだまり」と「まどマギ」。「ひだまり」では未公開の設定資料や漫画原稿が登場するほか、主人公・ゆのの部屋を再現したコーナーを設けた。さらに、蒼樹氏が考案した「ゆのの絵描き歌」も公開される。

　「まどマギ」からは、初出しとなる設定画や描き下ろしイラストが登場。イラストの横には蒼樹氏によるコメントも掲示されており、創作秘話や感想なども読むことができる。そのほか、同展のために描き下ろされた作品のメイキング映像や、蒼樹氏の幼少期の創作物もある。

　会期中、蒼樹氏が会場を訪れ、ライブドローイングを行う予定だが、いつ来場するのかは予告しない。その場に居合わせたら「ラッキーです」と蒼樹氏。4日、9日の午後3時からはサイン会が行われる（各定員100人）。700円の音声ガイド貸出もあり、蒼樹氏、ゆの役の声優・阿澄佳奈、鹿目まどか役の悠木碧の3人が作品を紹介していく。