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『バクマン。』プロデューサー、ヒット作を生み出す手の内明かす

 『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載された人気漫画を実写映画化した『バクマン。』(10月3日公開)の特別試写会が20日、マンガ学科を有する京都造形芸術大学の学園祭『大瓜生山(だいうりゅうやま)祭 2015』で行われ、大根仁監督と川村元気プロデューサーが登壇した。

京都造形芸術大学の学園祭で行われた映画『バクマン。』の特別試写会に大根仁監督と川村元気プロデューサーが登壇

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 『モテキ』や『告白』など数多くのヒット作を世に送り出してきた川村プロデューサーは、「僕が映画を企画するときは『どうやって映画化するの?』と思われるような題材を選ぶようにしている」と手の内を明かし、「『バクマン。』は原作コミックスが20巻あってどこを映画化するのか、何より“漫画を描く”という行為が映像化すると地味だな、というのがあったのですがそれに対する答えを映画の中で出せたと思っています」とコメント。

 同映画では、佐藤健&神木隆之介が演じるサイコー&シュージンが2人で漫画を執筆するシーンで、プロジェクションマッピングを演出に使用。大根監督は「あれは実際に漫画家さんの頭の中を表現してみたかったんです。(原作の)小畑健先生が『漫画家がペン入れでノッている時は原稿の上を駆けずり回っているような気分だ』とおっしゃっていたのでそれを表現してみました」と話した。

 大根監督と川村プロデューサーは、具体的なエピソードを交えながら、夢の実現を目指す若者たちにエールを送り、約500人の観客は熱心に聞き入っていた。

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  • 京都造形芸術大学の学園祭で行われた映画『バクマン。』の特別試写会に大根仁監督と川村元気プロデューサーが登壇
  • イベント第2部では『週刊少年ジャンプ』編集部の片山達彦氏による出張編集部を壇上で実施。映画『バクマン。』では編集長役をリリー・フランキーが演じている(C)2015 映画「バクマン。」製作委員会

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