お笑いタレントのビートたけし（68）が22日、都内で行われた『第8回したまちコメディ映画祭』内のイベント「ビートたけしリスペクトライブ」に出席し、約13年ぶりに公の場で歌唱した。番組内での共演経験はあるが、ライブでは初共演となったサンボマスターの演奏で、自身が作詞作曲した「浅草キッド」を熱唱した。

　たけしは2002年12月31日に内田裕也主催の『ニューイヤーロックフェスティバル』に登場して以来、ライブは久々となった。ステージにたけしが登場すると、約1000人のファンは総立ちし、たけしの歌声に酔いしれていた。

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　たけしは同映画祭で、“笑い”で多くの人々に喜びを与え続ける人を表彰する『コメディ栄誉賞』を受賞。ライブ後の授賞式で賞状を手にし「大学をクビになり、やることがなくなって浅草にたどり着いた感じがある。運がよく、テレビ出たり映画などいい仕事に就くことができた。しかし、自分の原点は浅草。知らない人が、お金のない自分に飲ませてくれた浅草が原点です。ありがとうございました！」と感謝した。

　「ビートたけしリスペクトライブ」にはサンボマスターのほか、服部征夫、浅草ジンタ、海藻姉妹、ポカスカジャン、ホフディランらが集結し、たけしにちなんだ楽曲を演奏。ステージの最後には出演者とファン総出で「浅草キッド」を大合唱した。