俳優・松坂桃李が今秋、日本テレビ系で放送される『金曜ロードSHOW!』(毎週金曜 後9:00)特別ドラマ企画『視覚探偵 日暮旅人』に主演することが15日、わかった。松坂は聴覚・嗅覚・味覚・触覚といった五感のうち視覚以外を失ったが、唯一残った研ぎ澄まされた視覚を駆使し、物、人、そして愛を探す探偵・日暮旅人(ひぐらしたびと)を演じる。また、ドラマ『金田一少年の事件簿』(1995年〜日本テレビ)や映画『20世紀少年』(2008年〜09年公開 3部作)、『イニシエーション・ラブ』『天空の蜂』(15年)などを手掛け、斬新な映像表現を得意とする堤幸彦監督が演出を務める。
原作は累計40万部を突破する山口幸三郎氏の小説『探偵・日暮旅人シリーズ』(メディアワークス文庫刊)。音や匂い、温かさや冷たさ、物に残された「人の想い」も視ることができる“探し物探偵”旅人の前に現れる『のぞみ保育園』の保育士・山川陽子役に多部未華子、旅人のマネージャー・雪路雅彦役に濱田岳、旅人が預かっている子供で『のぞみ保育園』に通う百代灯衣役に住田萌乃、そして旅人の主治医・榎木役に北大路欣也が起用された。
五感のほとんどが失われているという難役に挑んだ松坂は「視覚しかない役は演じたことがないので、最初はどういう風に演じたらいいのかわからなかった」というが、「例えば手や足の位置が視野の中に、ぱっと入ったときにわかるようにと監督のアイデアで、爪にマニュキュアを塗ったりしました」と工夫しながら臨んだ様子。
旅人は血のつながりない灯衣の父親代わりをしているが「撮影を終えてみて、すごく大きな経験をしたと思います。灯衣という娘の存在が僕をパパにしてくれて、陽子先生や雪路が家族にしてくれ…、血はつながっていないけど、自分が本当に信じるものが“本当だ”と思えば、それが真実になる、ということを教わった感じがします」としみじみ。「現場では皆が家族のような空気感で、灯衣ちゃんを中心に自然と集まって家族、作品を作っていた感じがします。灯衣がいてくれたから、助けられましたし、灯衣なしでは日暮旅人はありえないです」と感謝を込めた。
また、16年ぶりに同局ドラマの演出を担当する堤監督は「そりゃ気合いも入りますよ。持てるノウハウを全力で注ぎこもう!なんて決意してましたが、原作と脚本を手にとって『あ、イケる』と。肩に力を入れすぎないように、むしろ楽しもう!と」と心境を明かし、「暑い夏に錦糸町を疾走してこの『愛すべき風変わりなドラマ』を撮りました」とアピールしている。
原作は累計40万部を突破する山口幸三郎氏の小説『探偵・日暮旅人シリーズ』(メディアワークス文庫刊)。音や匂い、温かさや冷たさ、物に残された「人の想い」も視ることができる“探し物探偵”旅人の前に現れる『のぞみ保育園』の保育士・山川陽子役に多部未華子、旅人のマネージャー・雪路雅彦役に濱田岳、旅人が預かっている子供で『のぞみ保育園』に通う百代灯衣役に住田萌乃、そして旅人の主治医・榎木役に北大路欣也が起用された。
五感のほとんどが失われているという難役に挑んだ松坂は「視覚しかない役は演じたことがないので、最初はどういう風に演じたらいいのかわからなかった」というが、「例えば手や足の位置が視野の中に、ぱっと入ったときにわかるようにと監督のアイデアで、爪にマニュキュアを塗ったりしました」と工夫しながら臨んだ様子。
旅人は血のつながりない灯衣の父親代わりをしているが「撮影を終えてみて、すごく大きな経験をしたと思います。灯衣という娘の存在が僕をパパにしてくれて、陽子先生や雪路が家族にしてくれ…、血はつながっていないけど、自分が本当に信じるものが“本当だ”と思えば、それが真実になる、ということを教わった感じがします」としみじみ。「現場では皆が家族のような空気感で、灯衣ちゃんを中心に自然と集まって家族、作品を作っていた感じがします。灯衣がいてくれたから、助けられましたし、灯衣なしでは日暮旅人はありえないです」と感謝を込めた。
また、16年ぶりに同局ドラマの演出を担当する堤監督は「そりゃ気合いも入りますよ。持てるノウハウを全力で注ぎこもう!なんて決意してましたが、原作と脚本を手にとって『あ、イケる』と。肩に力を入れすぎないように、むしろ楽しもう!と」と心境を明かし、「暑い夏に錦糸町を疾走してこの『愛すべき風変わりなドラマ』を撮りました」とアピールしている。
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2015/09/16