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トリンドル玲奈、この先の芸能活動はノープラン

 モデル、タレント、女優として大活躍中のトリンドル玲奈が、過激な描写でおなじみの園子温監督がオリジナル脚本で生まれ変わらせた『リアル鬼ごっこ』(7月11日公開)で主演を果たした。血まみれ学生服姿でこれまでとは異なる引力を放ったトリンドル。モデルとしてスタートした芸能活動の転機、いまの女優業についての想いを語ってくれた。

芸能活動の“転機”を語るトリンドル玲奈(写真:逢坂聡)

芸能活動の“転機”を語るトリンドル玲奈(写真:逢坂聡)

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◆役との共通点が“わからない”でいい

 鬼才と呼ばれる園監督の新作『リアル鬼ごっこ』では、バイオレンスが渦巻く物語で血まみれになりながら逃げ惑う女子高生役を演じたトリンドル。女優としての活動の場を広げ、出演作が増えるなかでも、これまでになかった役どころで主演という大役に臨んだ。

「どんな作品になるんだろう? という不安がありつつワクワクしていました。現場に入ってもどんな作品になるのかつかめなかったのは不安でしたけど、(演じた)ミツコも自分の周りで何が起きているのかわからないまま“何か”に襲われて物語が進んでいきます。自分と役との共通点が“わからない”でいいのかなって思ったんです。わりと真っ白い状態で現場に入りました」

「実は台本を読んだとき、ミツコからあまり個性を感じなかったんです。なので、ミツコらしさを追求したり、こうしようああしようというのではなく、現場に入ってミツコの衣裳を着てミツコのメイクをしてもらって、監督からミツコに必要なものを受け取っていこうと。そうやって出来上がっていったキャラクターです」

◆ささいな出来事が大きな転機につながった

 ここ最近では、春期の連続ドラマ『不便な便利屋』(テレビ東京系)に続き、7月からは『ある日、アヒルバス』(NHK BSプレミアム)『37.5℃の涙』(TBS系)がスタートするなど、これまで以上に女優活動に力が入っているように見えるトリンドル。モデル、タレント、女優として活躍するなか、女優業についての想いを聞いてみた。

「女優になりたいというよりも、女優さんという職業ってカッコいいな、という憧れをずっと持っていて。実際に演じてみて、その魅力は一層膨らんでいます。いろんな役者さんにお会いするたびに『ああ、ステキだなぁ』って思うし、みなさん個性があるので、憧れますね」

 今の芸能活動の流れを見ていると、これから先のメインは女優業になっていきそうに思える。しかし、トリンドルの意思は必ずしもそうではないようだ。

「それが……ノープランなんです(苦笑)。1年前はこんなに大きな映画に出られると思っていなかったので、この先どうしたいかはまだ考えられなくて。ただ、女優の仕事もモデルの仕事もほかも、いただいたお仕事、目の前にあるお仕事を一生懸命がんばっていきたいです。というのも、私にとっては大きな出来事も小さな出来事もみんな転機というか、大事な出会いなんです」

 ここまでエンタテインメントシーンを順風満帆に歩んできた(?)トリンドル。そんなトリンドルにとっての芸能活動の転機とはあったのだろうか。

「以前は大きな仕事をいただいたときとか、すごい人に出会ったときとかに『ああ、これが自分の転機になるんだ!』って思っていたけれど、ふり返ってみると、ものすごく小さなささいな出来事が大きな転機につながっていて。だから、お仕事も出会いも一つひとつ大切にしていきたいなって思うんです。あと、仕事の方たちだけでなく大学の友人たちの存在も大切。支えてくれている友だち、同性代にこの映画を観てもらえたら嬉しいです」

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