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クラウドファンディングを活用 劇場アニメ『この世界の片隅に』16年秋公開へ

 漫画家・こうの史代氏原作『この世界の片隅に』のアニメ映画化が正式決定した。『マイマイ新子と千年の魔法』(2009年)の片渕須直監督によって約4年前からアニメ化の準備が進められ、クラウドファンディングサービスを利用して資金調達を行い、このほど製作委員会の正式発足にこぎつけた。

 本格的にフィルムの制作を始めるにあたり、スタッフの確保やパイロットフィルムの制作を賄う資金を調達する目的で、サイバーエージェント・クラウドファンディングが運営するクラウドファンディングサービス「Makuake」で資金調達を敢行。3月9日〜5月29日まで82日間の募集期間中に、合計3374人の支援者から3622万4000円の支援を得た。

 支援者数は日本国内での最高記録を更新、金額も当初目標としていた2000万円を大きく上回る181%の達成率となり、映画作品のクラウドファンディング調達額としては、国内史上最高を記録した。

 映画は、『ソードアート・オンライン』を手がけたアニメーションの企画プロデュース会社・ジェンコが統括プロデュース、『坂道のアポロン』(12年)、『残響のテロル』(14年)などを手がけたMAPPAがアニメーション制作を担当。16年秋に全国劇場公開を予定しており、配給は東京テアトルが行う。

 原作は、こうの氏の出世作となった『夕凪の街 桜の国』に続いて、“戦争と広島”をテーマに描いた作品。『漫画アクション』(双葉社)2007年1月23日号から09年1月20日号に連載され、『第13回(09年)文化庁メディア芸術祭』マンガ部門優秀賞を受賞した。

 片渕監督は、日大芸術学部映画学科でアニメーションを専攻中、特別講師として訪れた宮崎駿監督と出会い、在学中から宮崎作品に脚本家として参加。『魔女の宅急便』(1989年)では演出補を務めた。TVシリーズ『名犬ラッシー』(96)で監督デビュー。その後、STUDIO 4℃で長編『アリーテ姫』(2001年)を監督。09年には昭和30年代の山口県防府市に暮らす少女・新子の物語を描いた『マイマイ新子と千年の魔法』を監督。口コミで評判が広がり、異例のロングラン上映とアンコール上映で話題となった。

■公式サイト
http://www.konosekai.jp



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