お笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史が10日、都内で行われた映画『手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さま アッパレ忍法帖！』（8月8日公開）の制作発表会に出席した。“忍者”の卵たちの活躍を描いた人気特撮の映画版にゲスト出演を果たし「小さいころから（特撮に）憧れていたので、それに出れると言われてガッツポーズしました」と喜びを爆発させた。

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　今回、藤本はたたりで恐竜に変身してしまう殿様・八角辰之助という役どころに挑戦。「ロケの3日前くらいにオファーもらったから誰か断ったんちゃうか？　台本見たら、役の名前のところが空欄だった…」と疑いながらも「それでもラッキー。全力でやらせてもらいました！　サブタイトルに俺がきてるからね！　俺が主役です！」と舌好調。

　一方で“嫁逃げられた”という設定からプライベートで同じ境遇に立ったらどうするかの質問に「ないから！　ないです！　仮にでもないです！」と必死。「そんなこと全力をかけて引き止めます！　泣いて！　映画では逃げられますが、私生活ではないです！　ラブラブですから！」と慌てていた。

　会見では、アカニンジャー役の西川俊介らキャストがあいさつしていると、藤本は「そうそう、そうね〜」「よく言えましたね！」とガヤを連発。西川が作品の見どころについて「殿様をニンニンジャーが助けるというのは忍者らしい。忍者らしく屋根を走ったり…その〜」と、しどろもどろになると「彼、アホなんです、すいません！　顔はめっちゃイケメンだけど脳はブサメン！」と厳しいツッコミで笑いを誘った。

　初の単独映画となる同作では三重県伊賀市、滋賀県甲賀市へのロケを敢行。会見にはこのほか、松本岳（アオニンジャー）、中村嘉惟人（キニンジャー）、矢野優花（シロニンジャー）、山谷花純（モモニンジャー）、多和田秀弥（スターニンジャー）、主題歌を担当する伊勢大貴、中澤祥次郎監督が参加した。