女優の倍賞千恵子が3日、都内で行われた『寅さん クラシックコンサート』記者会見に出席。倍賞は「寅さん」の愛称で親しまれた渥美清さんと「キャバレーを回る」という構想があったことを明かした。
映画『男はつらいよ』シリーズで寅さんの妹役「さくら」を演じた倍賞。ある時、渥美さんが「おい、もしよ『男はつらいよ』を撮らなくなっても、まだ食っていける方法があるんだよ」と話しかけてきたといい「お前(倍賞)が歌を歌って、俺が司会をやって、(佐藤)蛾次郎が切符を切る。それで3人でキャバレー回るんだよ。それなら食っていけるよ」と楽しげにプランを話していたと振り返った。
その後、同シリーズは1969年から95年まで計49作も放映される“国民的映画”となり、翌96年に渥美さんが亡くなったため結果的に“キャバレー回り”は幻の構想となってしまったが、倍賞は「まだ渥美ちゃんが元気だった時に、そんな話をしたことがありましたね」と優しく微笑んでいた。
同会見には、指揮者の山本祐ノ介氏、文化放送『みんなの寅さん』パーソナリティの佐藤利明氏も出席。同コンサートは26日に大阪・新歌舞伎座で、7月5日に東京文化会館大ホールで上演される。
映画『男はつらいよ』シリーズで寅さんの妹役「さくら」を演じた倍賞。ある時、渥美さんが「おい、もしよ『男はつらいよ』を撮らなくなっても、まだ食っていける方法があるんだよ」と話しかけてきたといい「お前(倍賞)が歌を歌って、俺が司会をやって、(佐藤)蛾次郎が切符を切る。それで3人でキャバレー回るんだよ。それなら食っていけるよ」と楽しげにプランを話していたと振り返った。
その後、同シリーズは1969年から95年まで計49作も放映される“国民的映画”となり、翌96年に渥美さんが亡くなったため結果的に“キャバレー回り”は幻の構想となってしまったが、倍賞は「まだ渥美ちゃんが元気だった時に、そんな話をしたことがありましたね」と優しく微笑んでいた。
同会見には、指揮者の山本祐ノ介氏、文化放送『みんなの寅さん』パーソナリティの佐藤利明氏も出席。同コンサートは26日に大阪・新歌舞伎座で、7月5日に東京文化会館大ホールで上演される。
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2015/06/03