映画『Zアイランド』が公開中の品川ヒロシ監督が、同作を完成させた後に脚本を描き下ろし、撮り下ろしたドラマ『Zアイランド〜関東極道炎上篇〜』が、動画配信サービス「dTV」で配信されている(全4話、1話約15分)。
『〜関東極道炎上篇〜』は映画の前日譚で、哀川翔演じる元宗形組長・宗形と、木村祐一演じる反町組組長・反町との因縁の始まりを描く。『Zアイランド』は、謎の病気が蔓延する島を舞台に、宗形と反町の対決や人間と不死身の感染者“Z”との生き残りを賭けた闘いを描いているが、『〜関東極道炎上篇〜』では“まだ”ゾンビ要素なし。
品川監督は「今回、dTVで初めて作品を作らせていただきましたが、暴力描写とかアクションに特化してもいいというので、これまでの映画に比べるとエグくてグロい。激しい暴力描写に重点を置き、笑いは少なめ。今や映画でも好きなことができないところもあって、みんなで観るような映画が好まれる中、映画じゃできないようなことを全部、この『関東極道炎上篇』で実現しました」と満足げ。
「おかげでもっとヒリヒリするような映画を撮ってみたくなりました。例えば、完全に笑いを排除した作品。『関東極道炎上篇』は、その布石になったと思いますね。笑いの要素はゼロじゃないけど、かなり少ない中でシニカルな笑いを混ぜていくスタイルもありかな、というヒントをもらった気がしました」と次回作への意欲を示した。
長編映画4本、さらに中編1本分のドラマを撮り終え、「スタッフも出演者も楽しい現場で、笑って泣けて興奮できる映画を作ってきました。特に『Zアイランド』は…思い出になりました。もともとゾンビものが好きだったし、ヤクザや女子高生といった“クールジャパン”対ゾンビの要素もあって、チャレンジングな映画だった。日本だけじゃなく、海外を回って上映してみたいと思える、長く付き合える作品ができた」と語る。
4月にベルギーで開催された『第33回ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭』で特別招待作品として上映され、「すごく盛り上がったんですよ。海外の人の反応を観ながら勉強になりました」と、今まで以上に“映画は世界共通語”であることを意識した。「いずれはサンダンス映画祭(米ユタ州のスキーリゾート地・パークシティで毎年1月に開催。インディペンデント映画祭の最高峰として名高い)に出品して認められるような作品を作りたいと思うようになりました」と話していた。
■サイトURL
http://video.dmkt-sp.jp/ft/s0000793
『〜関東極道炎上篇〜』は映画の前日譚で、哀川翔演じる元宗形組長・宗形と、木村祐一演じる反町組組長・反町との因縁の始まりを描く。『Zアイランド』は、謎の病気が蔓延する島を舞台に、宗形と反町の対決や人間と不死身の感染者“Z”との生き残りを賭けた闘いを描いているが、『〜関東極道炎上篇〜』では“まだ”ゾンビ要素なし。
品川監督は「今回、dTVで初めて作品を作らせていただきましたが、暴力描写とかアクションに特化してもいいというので、これまでの映画に比べるとエグくてグロい。激しい暴力描写に重点を置き、笑いは少なめ。今や映画でも好きなことができないところもあって、みんなで観るような映画が好まれる中、映画じゃできないようなことを全部、この『関東極道炎上篇』で実現しました」と満足げ。
「おかげでもっとヒリヒリするような映画を撮ってみたくなりました。例えば、完全に笑いを排除した作品。『関東極道炎上篇』は、その布石になったと思いますね。笑いの要素はゼロじゃないけど、かなり少ない中でシニカルな笑いを混ぜていくスタイルもありかな、というヒントをもらった気がしました」と次回作への意欲を示した。
長編映画4本、さらに中編1本分のドラマを撮り終え、「スタッフも出演者も楽しい現場で、笑って泣けて興奮できる映画を作ってきました。特に『Zアイランド』は…思い出になりました。もともとゾンビものが好きだったし、ヤクザや女子高生といった“クールジャパン”対ゾンビの要素もあって、チャレンジングな映画だった。日本だけじゃなく、海外を回って上映してみたいと思える、長く付き合える作品ができた」と語る。
4月にベルギーで開催された『第33回ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭』で特別招待作品として上映され、「すごく盛り上がったんですよ。海外の人の反応を観ながら勉強になりました」と、今まで以上に“映画は世界共通語”であることを意識した。「いずれはサンダンス映画祭(米ユタ州のスキーリゾート地・パークシティで毎年1月に開催。インディペンデント映画祭の最高峰として名高い)に出品して認められるような作品を作りたいと思うようになりました」と話していた。
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2015/05/31