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篠原涼子、10年越し『アンフェア』涙の撮了 「10年続くと思っていなかった」

 女優の篠原涼子が人気シリーズの完結編となる劇場版『アンフェア the end』(9月5日公開)を4月初旬にクランクアップした。テレビドラマ開始から10年越しで主人公・雪平夏見を演じてきた篠原は「10年間も続くと思っていなくて、振り返ると私も当時は31歳で若かったのですが、『アンフェア』とともに成長する事ができました。10年間、雪平夏見と連れ添ってきたので、まだ実感が沸かない」と目をうるませながら万感の面持ちでコメントした。

目に涙を浮かべて「10年間、雪平夏美と連れ添ってきたので、まだ実感が沸かない」。シリーズ完結に万感の面持ちの篠原涼子

目に涙を浮かべて「10年間、雪平夏美と連れ添ってきたので、まだ実感が沸かない」。シリーズ完結に万感の面持ちの篠原涼子

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 埼玉県内の満開の桜並木で迎えた撮影最終日。最終カットのOKの声がかかり、篠原とともに作品を作り上げてきた佐藤嗣麻子監督が花束を渡すと「この花をもらったら終わっちゃう」と冗談っぽく笑う篠原。『アンフェア』を支え続けてきたふたりは抱擁を交わし、篠原は10年に及んだシリーズの終焉を惜しみながら「振り返ると、結婚したり、子どもができたり、『アンフェア』を通して、本当に幸せで贅沢な日々を過ごせたと思っています。本当に素晴らしい作品でしたし、毎回台本を読んで、どんな作品になるんだろうとこんなに楽しみに思える作品は他にありません」。目に涙を浮かべながら、感慨深げに感謝の気持ちを伝えた。

 また、同作で雪平の“最後の相棒”となった永山絢斗は、ひと足早くクランクアップを迎えていたが、この日は内緒でロケ地を訪れ、篠原の最後の勇姿を見守った。永山は、篠原のクランクアップのタイミングでサプライズで登場。キャスト、スタッフに囲まれた篠原は「10年間、雪平夏見と連れ添ってきたので、まだ実感が沸かない」としながら「スタッフの皆さんのプロフェッショナルなお仕事に背中を押されるような気持ちでいつも撮影をさせて頂いていました。『アンフェア』という作品を汚さないためにもこれからもっと良い役者になれるようがんばりたいと思います」と感極まった様子で心からの謝意を送った。

 『アンフェア』はこれまでに、2006年の連続ドラマ放映から、スペシャルドラマ(2006年)、映画第1弾『アンフェア the movie』(2007年)、映画第2弾『アンフェア the answer』(2011年)、スペシャルドラマ(2011年、2012年)とシリーズを重ねてきた。映画第3弾となる今作で『the end』のタイトルとおり、10年に及ぶ謎のすべてを明らかにし、シリーズが完結する。

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