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テリー伊藤、組長役を怪演 映画『GONIN サーガ』出演

 タレントのテリー伊藤(65)が、バイオレンス・アクション映画『GONIN』の続編『GONIN サーガ』(今秋公開)に出演していることが18日、わかった。同作に登場する五誠会の3代目・誠司が恐怖の親父として恐れる2代目を演じ、圧倒的な存在感と迫力で狂気の演技を見せている。

映画『GONIN サーガ』で狂気の演技を見せているテリー伊藤(C)2015『GONIN サーガ』製作委員会

映画『GONIN サーガ』で狂気の演技を見せているテリー伊藤(C)2015『GONIN サーガ』製作委員会

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 1995年に公開され、俳優の佐藤浩市、本木雅弘、ビートたけしらが共演したバイオレンス・アクション映画『GONIN』の続編を19年ぶりに製作。主演は俳優の東出昌大が務め、監督は前作に引き続き石井隆氏が担当する。

 ある5人組が起こした暴力団からの現金強奪事件の19年後を舞台に、その事件に深い因縁を持つ者たちが新たな戦いを繰り広げていく様子が描かれ、テリーは19年前のGONINの襲撃により引退に追い込まれた式根の息子を演じる。五誠会2代目会長として数々の組織を傘下に従えており、息子の誠司(安藤政信)を3代目として自分の後を継がせようとする役どころだ。

 1カット長回しが特徴の石井監督の撮影には「ここで自分がミスをするわけにはいかないと、気合が入りました。やっぱり映画の現場っていうのはいい」と満足げに振り返り、「この作品は世界的な話題になると思います。大変なことになると思います。私もいい組長ぶりを見せますので、期待していてください」と呼びかけている。

 プロデューサーの二宮直彦氏は、起用理由についてテリーが出演した映画『あおげは尊し』(06年)での姿を挙げて「静謐な存在感にテレビで拝見する闊達な姿とは別の奥深い佇まいに何か底知れぬものを感じて、GONINにおいて最大の壁として立ち塞がる式根隆誠を演じていただけるのは他にいないと直感的に思いました」と絶賛している。

 そのほか、発表されていたキャストとして、桐谷健太、土屋アンナ、柄本佑、安藤のほか、竹中直人、福島リラさらには井上晴美、りりィ、松本若菜、菅田俊、井坂俊哉が出演する。

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  • 映画『GONIN サーガ』で狂気の演技を見せているテリー伊藤(C)2015『GONIN サーガ』製作委員会
  • 安藤政信(右)の父親役を演じる(C)2015『GONIN サーガ』製作委員会

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