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自動車保険の“プロ”に聞く! 「代理店型」と「ダイレクト型」の選び方

 自動車の損害保険会社には「代理店型」と「ダイレクト型」の2種類があることを前回紹介した(関連記事参照)。今回は、それぞれの特徴をおさらいしつつ、自動車保険に詳しい“プロ”の目から見た2つの違いをお届けする。

自動車保険の「代理店型」と「ダイレクト型」。プロが見るそれぞれの特徴は?

自動車保険の「代理店型」と「ダイレクト型」。プロが見るそれぞれの特徴は?

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■「代理店型」と「ダイレクト型」とは?

 まず、おさらいとして「代理店型」と「ダイレクト型」の違いについて。

 代理店型は、対面で担当者を通じて加入する自動車保険のこと。特徴は、顧客に合った保険プランや必要な補償を提案するほか、代理店として保険金の請求など金銭の絡む交渉事などもサポートする。保険料はダイレクト型より高めとなる。

 一方、ダイレクト型は、電話やインターネットで見積もりや契約をする“通販型”の自動車保険。保険料が代理店型に比べて割安なのが大きな特徴。ただし、保険選びや事故時の保険会社への連絡などは加入者自身で行う必要がある。

■“プロ”が見たそれぞれの特徴

 では、代理人の有無や保険料で大きな違いのある両者について、“プロ”はどう見るのか。選ぶ際のヒントとして、自動車保険に詳しいファイナンシャルプランナーの長島良介氏に聞いてみると、「代理店型は全てがそうであるとは言えませんが、事故が起きた際に、事故対応の経験が豊富な保険の専門家のサポートを受けられるのは、大きなメリットだと思います」といい、「自身で選ぶときは保険の知識も必要になります。代理店に相談することで、補償内容に対する理解をはじめ、いろいろな面で安心感を得られる場合が多い」と回答。

 一方、ダイレクト型については「なんといっても保険料が安いことが大きなメリット」と強調し、「自動車保険に関する知識があり、事故時の連絡やある程度の対応などが自分自身で行えるのであれば、ダイレクト型がいいでしょう」とおすすめしている。

 また、“渋りがち”といわれる保険金の支払いに関して聞いてみると、「意外に思われるかもしれませんが、日本の損害保険会社は、保険金を支払うに足る十分な根拠が整えば、払い渋りなどせず迅速に支払いたいと考えている」とコメント。理由については「解決までに時間がかかれば、その分、人件費などさまざまな余計なコストがかかるから」としている。

■「代理店型」と「ダイレクト型」の比率

 自動車保険全体の比率を見てみると、現状として「代理店型」が9割以上を占めており、国内のシェアではまだまだ代理店型が主流といえる。「ダイレクト型」は、90年代後半からようやく日本で始まったこともあり、2000年度は1%、2012年度では6.6%となっている。

 ちなみに、日本で初めて自動車保険の通信販売の認可を取得したのは、1996年のアメリカンホーム保険会社(アメリカンホーム・ダイレクト)。そういったこともあり、「ダイレクト型=外資系」のイメージを持つ人も多いが、現在では日本の生損保各社もダイレクト型を取り扱っている。

取材協力:ファイナンシャルプランナー/FP技能士2級 
東京サンコー株式会社代表取締役 長島良介氏

取材・文:寺本亜紀

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