4月からスタートする俳優・堺雅人主演の日本テレビ系連続ドラマ『Dr.倫太郎（りんたろう）』（毎週水曜　後10：00）のキャストが3日、発表され女優の蒼井優、吉瀬美智子らが出演することがわかった。天才精神科医で主人公・倫太郎（堺）を翻ろうしつつもやがて、本当の恋に落ちていく新橋の芸者・夢乃を蒼井、倫太郎の幼なじみで美人外科医・水島百合子を吉瀬が演じる。
　
　同作は『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』シリーズ（テレビ朝日、2012、2013、2014）を手がけた中園ミホ氏が脚本、『Mother』（日テレ、2010）や映画『謝罪の王様』（2013）を代表作に持つ水田伸生氏が演出を担当。主人公がさまざまな症状をもつ精神疾患患者たちと向き合い、その心に寄り添うことで治療していくと同時に自らが抱えるトラウマを克服、成長していくという、笑いあり、涙あり、恋愛ありの、ヒューマンエンターテインメントドラマとなる。

【写真】その他の写真を見る

　蒼井は「自分にとって結構な挑戦になると思います。足を引っ張らないように頑張らなくては、という思いです」と気を引き締め、映画『ハチミツとクローバー』（2006）以来の共演となる堺には「いつ会っても変わらない方ですが、物凄い緊張感と安心感を同時に与えてくれる役者さんなので、とにかく全力でいかなければ失礼ですし、全力でやりたいと思います」と意気込みを語った。

　また倫太郎を取り囲む人物として、彼が勤務する慧南大学病院の看護師でシングルマザーの桐生薫に内田有紀、倫太郎に強い憧れを抱く川上葉子に高梨臨が起用。この他、高橋一生、真飛聖、中西美帆、余貴美子、遠藤憲一、酒井若菜、長塚圭史、松重豊、石橋蓮司、高畑淳子、小日向文世ら実力派が脇を固める。

　“座長”である堺も「今回キャストの方々が本当に豪華すぎて！」と感嘆。「素敵な共演者が一人でもいらっしゃると、僕は『この方がいるから楽しみ』と現場に行くのがうれしくなってしまうのですが、そんな皆さんが、今回勢ぞろいしていて凄いですよね!?　役者にとって、これ以上ない贅沢です」と期待に胸を踊らせている