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木村拓哉、“初尽くし”の春! テレ朝“木9”初主演・上戸彩と初共演

 人気グループSMAP木村拓哉が、4月スタートのテレビ朝日系ドラマ『アイムホーム』(毎週木曜 後9:00)で主演することが15日、わかった。ヒロインは女優・上戸彩で夫婦を演じる。木村にとっては、同局の連続ドラマ初主演、上戸とはドラマ初共演の“初づくし”。「やるからには何か面白いことができたらいいなと思っています」と意気込んでいる。

4月スタートのテレビ朝日系連続ドラマ『アイムホーム』で主演の木村拓哉の妻役で出演する上戸彩。今作では“仮面の妻”という設定でどんな夫婦像を見せるのか?(C)テレビ朝日

4月スタートのテレビ朝日系連続ドラマ『アイムホーム』で主演の木村拓哉の妻役で出演する上戸彩。今作では“仮面の妻”という設定でどんな夫婦像を見せるのか?(C)テレビ朝日

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■文化庁『メディア芸術祭』大賞受賞の漫画が原作

 同ドラマは、『ビッグコミックオリジナル』(小学館)に1997年から98年にかけて連載された石坂啓氏の同名漫画が原作。文化庁が主催する『メディア芸術祭』で、作品の持つ高い創造性と芸術性を評価され、平成11年度(1999年)の漫画部門で大賞を受賞した秀作だ。

 木村が演じるのは、単身赴任先で起きたある事故によって直近5年間の記憶が曖昧になってしまった主人公・家路久。資産家の娘として生まれ育った恵(上戸)と、5年前に結婚して一児をもうけたが、なぜか、ふたりとも仮面をかぶっているように見えてしまう。表情も感情もうかがうことができず、妻子に対して愛情があるのかさえわからないことで苦悩する。一方で、5年前に離婚した前妻と娘の記憶は残っていた。空白の5年間はどんな日々だったのか。家路はそれを探るため、手元に残った謎の10本の鍵の束を元に、過去の自分を探す旅に出る。

 「10本の鍵の束の謎とは?」「過去の妻子とは何故別れてしまったのか?」「そして…現在の妻子はなぜ、仮面のように見えるのか?」。過去に関わった人々たちの家々を訪れ、少しずつ謎を解き明かしていく家路の姿を、ときにコミカルに、ときにハートフルに、ときにブラックに、描いていく。愛情の持てない家族との暮らし、「家族とは何か」という問いかけに“自分探し”というミステリー要素も加わった、まったく新しいタイプのホームドラマになりそうだ。

 これまでバラエティー番組等では共演がありつつもドラマ共演は初となる木村と上戸だが、上戸は“仮面”をかぶって芝居をすることになる。木村は上戸との共演を「光栄」といい、「顔も見えない、感情も読み取れないなんて、ホントに『なんて話だ!』という感じですよね(笑)」というわりにユニークな設定を気に入っている様子。「僕は毎回しっかり上戸さんの顔を見てお芝居をしますよ!」と意気込んだ。

■上戸は“昼顔”妻から“仮面”妻へ

 『半沢直樹』(13年、TBS系)では良妻ぶりが注目され、『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』(14年、フジテレビ系)では不倫妻を演じて新境地を開いた上戸。今作では、事故の後遺症で記憶が曖昧になってしまった夫を献身的に支えるが、夫からの愛情を感じられないでいる“仮面の妻”をどのように演じ、木村とどんな夫婦像を見せるのか。

 原作漫画を読んで、恵役を「すごく演じたい!」と思ったという上戸は、「木村さんの奥さん役という貴重な体験ができる上に仮面を被っているなんて、なんて“オイシイ”んだろうって(笑)。どんな仮面姿で登場するのか、みなさんもぜひ楽しみにしていただきたいと思います!」と張り切っている。

 上戸も同局のドラマに出演するのは久しぶりで、2009年放送の『橋田壽賀子ドラマスペシャル 結婚』以来、約5年半ぶり、連ドラでは07年4月クールの『ホテリアー』以来、8年ぶりとなる。

 横地郁英ゼネラルプロデューサー(同局)は「木村さんが子持ちの父親役を演じます。台所に立ったり、子育てに挫折したりと、ホームドラマ的な見どころもありますが、妻子が仮面に見えてしまう、さらには謎の10本の鍵、そのちょっとおかしくもあり、ミステリアスな展開には、毒がありながらも、どこか共感できる、新しいタイプのホームドラマ・ミステリー。これまでの木村さんの数々の伝説の連続ドラマに負けないくらい、強烈に視聴者をひきつけるドラマを作っていけたら。仮面の映像表現にもご期待ください」と意気込みを語っている。

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