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ポール・ウォーカー最後の主演作で見せた“ゼロG”の魅力とは

 昨年交通事故で急逝した米俳優ポール・ウォーカー(『ワイルド・スピード』シリーズ)最後の主演作であり、名匠リュック・ベッソン監督(『レオン』『ニキータ』)との奇跡のコラボアクションが実現した『フルスロットル』がいよいよBlu-ray&DVDで登場。劇場公開時には、多くのアクション映画ファンから、ゼロG(無重力)と呼ばれるビルからビルへ飛び移る生身のアクションに、驚きの声とともに高い評価が集まっていた。

壮絶な生身のアクションに驚きの声と高い評価が集まっていた『フルスロットル』(C)2013 EUROPACORP - BRICK MANSIONS PRODUCTIONS INC.

壮絶な生身のアクションに驚きの声と高い評価が集まっていた『フルスロットル』(C)2013 EUROPACORP - BRICK MANSIONS PRODUCTIONS INC.

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 同作は、暴力とドラッグがはびこる“弱肉強食”の無法地帯と化した2018年のアメリカ・デトロイトが舞台。10時間のタイムリミット内に大量破壊兵器の爆発を阻止するため、潜入捜査官が頭脳と肉体を駆使して巨悪に立ち向かう、サスペンスフルなタイムリミット・アクション。

 同作が注目を集めている理由のひとつが、ポールとともにダヴィッド・ベルが出演していること。ベルは、フランス発祥のスポーツカルチャー“パルクール”の共同創始者であり、超人的な身体能力と彼だからこそと言われるセンスが光るパフォーマンスで、同シーンから神として崇められる存在。そんな彼が、今作では『アルティメット』(2004年)以上に現役バリバリの姿を見せ、ビルとビルの間を跳ぶ、登るという人間離れした驚異的な“パルクール”パフォーマンスを全編で炸裂させている。

 映画ライターの鴇田崇氏は今作のベルのアクションを「まるで忍者みたいなアクロバティックなパフォーマンスが魅力的。ビル群を飛び越え、壁をスリ抜け、狭い窓に吸い込まれるように飛び込むなど、スパイダーマンか! とツッコミを入れたくなるほど“驚異の身体能力”に唖然・茫然!」。

 さらに作品についても「『ワイルド・スピード』シリーズのポール・ウォーカー主演ということで、男子大興奮のカーアクションも盛り込み済み。おまけに中性子爆弾で300万人のデトロイト市民が人質になっているタイムリミット感や、めっちゃいい感じのヒロインとのカラミもバッチリで、映画的な娯楽要素がフルスロットル! 希望を抱くラストも爽快で、痛快なアクションを散々見た後に爽快な気分になる。ブルーレイ映像特典には、ポール・ウォーカー最期の主演インタビュー映像もあって号泣も保証!」と絶賛している。

【映像】ゼロGを体感!パルクール第一人者・ZENの特別映像

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