昨年10月から1年間、海外に拠点を移し、活動していた俳優の森山未來(30)。文化庁の文化交流使として単身イスラエルに渡り、現地のダンスカンパニーに所属して、幼い頃から続けていたダンスに打ち込む日々を送っていた。帰国から1ヶ月ほど経った11月下旬、取材に応じた森山は「自分の身体や表現とじっくり向き合うことができた」と充実感をにじませた。 森山がダンスを始めたのは5歳の時。6歳でタップダンス、8歳でヒップホップ、10歳でクラシックバレエを始め、どんなダンスもこなしてしまう才能と実力を伸ばしてきた。「踊ることも自分の表現方法の一つだとどこかで思っていますし、ダンスが好きというか、単純に、踊りたいんですよね。子どもの頃からじっとしているのが苦手だったので、踊っているくらいがちょうどいいのかもしれません」。
2014/12/16