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竹内結子主演でデパートの裏側描く 『上流階級 富久丸百貨店外商部』ドラマ化

 女優の竹内結子(34)が、フジテレビ系スペシャルドラマ『上流階級〜富久丸百貨店外商部〜』(来年1月16日放送、後9:00)に主演することが13日、同局から発表された。多くの人がその存在を知ってはいるものの、その実態はあまり知られていない“百貨店外商部”を舞台にした職業ドラマで、竹内演じる“デパ地下”のケーキ販売員から突然の異動で外商部員となった主人公・鮫島静緒の奮闘を描く。

“老舗百貨店外商部”を舞台にした人気原作を竹内結子主演でドラマ化。『上流階級〜富久丸百貨店外商部〜』2015年1月16日、フジテレビ系で放送

“老舗百貨店外商部”を舞台にした人気原作を竹内結子主演でドラマ化。『上流階級〜富久丸百貨店外商部〜』2015年1月16日、フジテレビ系で放送

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 原作は、作家・高殿円氏の小説『上流階級 富久丸百貨店外商部』(光文社刊)。物語の舞台は神戸の老舗一流百貨店。竹内演じる静緒は、持ち前のバイタリティーとバイヤーとしての資質が認められ、高卒のバイトから契約社員、そして正社員となった叩き上げ。同じデパートに勤める神野と結婚したが、夫が東京勤務となって別々に暮らしていたある日、突然、外商部に異動を命じられる。

 従業員の7割が女性という完全な女社会のデパートの中で、外商部だけは男性社員が配属されてきた。しかも、百貨店の売上の3割以上、事実上の屋台骨を担っている。だからこそ外商部の男たちはプライドも高く、創業以来初の女外商員である静緒につらく当たる。一方、売り場こそがデパートの華だと信じていた静緒も慣れない外商の世界で生き残るために、ライバルの男たちやワガママでも魅力ある顧客たちと渡り合っていく。

 竹内が同局のドラマに主演するのは、2012年1月期の『ストロベリーナイト』以来、3年ぶり。前作の女性刑事役とはまた違った働く女性像を演じることになるが、竹内は「なりふり構わず突き進み、正面からぶつかってもがく真っ直ぐなところを体現できれば」と意気込む。神戸にある実際の百貨店を使用した撮影も予定されており、「デパ地下巡りや買い物が大好きなので、主人公の“百貨店は宝石箱だ”との言葉に私も共感しています。そのキラキラした百貨店という世界の裏側をのぞき見られるようで撮影がとても楽しみです」と話している。

 フジテレビ・ドラマ制作センターの古屋建自プロデューサーは「テーマはお客様への“真のホスピタリティーとは何か”。パッションとおもてなしの心あふれる本作で、新春を迎えた視聴者の皆様に元気に、幸せに、また華やいだ気持ちになっていただきたい」と企画意図を語り、主演の竹内に対しても「職業人のひたむきさや、人が生きる上での喜びや悲しみを受け手に対してとても心地よく伝えていただける女優さん。視聴者は竹内さん演じる静緒にきっと大きな共感をもっていただけると確信しています」と期待を寄せている。

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