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久保田磨希、ママさんコメンテーター&女優として花咲く

 8月からTBS系朝の情報番組『いっぷく!』(月〜金 前8:00)に水曜レギュラーとして出演中の女優・久保田磨希(41)。来年1月スタートのNHK大河ドラマ『花燃ゆ』に主人公・文の兄嫁役で初出演も決まり、遅咲き女優の快進撃の始まりだ。

TBS系朝の情報番組『いっぷく!』水曜レギュラーの女優・久保田磨希 (C)ORICON NewS inc.

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 『いっぷく!』への出演オファーは寝耳に水だった。「え? なんで、私に?と思いました。個性的な方が多い芸能界で、普通の感覚を持った自分にコンプレックスを抱いていたくらいで。でも、番組側から『その普通を求めているんです。地に足のついた生活している久保田さんに来てほしい』と言っていただいて、私が生きてきた道を肯定してもらった気分になって、ものすごくうれしかったんですよね」。

 京都府福知山市出身の久保田は、大阪芸術大学芸術学部放送学科卒業後、1998年のTBS系昼ドラ『いのちの現場から5』でテレビドラマ初出演。関西を中心にして活動していたが、2002年に上京。翌03年、フジテレビ系ドラマ『大奥』の奥女中役で「美味でございます」のセリフとともに人気を集める。2005年のテレビ朝日系『アタックNo.1』では32歳にして女子高生役で出演し、話題となった。

 「ドラマの中でちょっと変わったキャラクターを演じて、個性派女優なんていっていただいて、単純に喜んでいた時期もありました。実際の自分がなんの変哲もない、あまりにも普通なので、ちょっと変わった人に見られたかった。そういうことも含めて、生真面目に考えすぎていた」と振り返る。

 ターニングポイントになったのは、2006年の結婚、そして2011年の長女の誕生だった。

 「子どものころから性格的に几帳面で生真面目。次の日に撮影があったら、何時までに寝ないといけない、何を準備しておかないといけない、当日はこれをしないとスタジオに入れないなど、自分のルールがたくさんあった。それが、娘が生まれてからは、彼女がルール。自分のやり方にこだわっていられなくなって、逆に気持ちが楽になったんです。もしかしたら周りの人もそんな私と一緒にいるのが楽になったのかなと思いました。自分が変われば、周りも変わる。恋愛本にもよく書いてあるけど、本当にそう。若いうちは変わりたくても変われなかったけど、育児に手一杯で自分のことに無欲になったら、いろんなことが変わっていった気がしています」。

 以前は一人で稽古をしすぎて、かえって現場で融通がきかなくなることもあったそうだが、「今はとにかく台詞だけ頭に入れて、現場に行けるだけで御の字。現場に入ってから集中してやるしかなくなって、逆に生の芝居を交わすことができるようになったというか、芝居も変わってきた気がします」と30歳半ばを過ぎて成長を実感している。

 フリートークが求められる『いっぷく!』では、子育て中の母親の一人として「女性と仕事、子育てとの両立をめぐる問題は山積していますし、世の中のお母さん方のリアルな声はなかなか社会に届かない。テレビで自由に発言できることを真摯に受け止め、格好つけないで、勇気をもって、自分の思いを自分の言葉で話すことを心がけています」。

 「自信は…、いまもかけらもない」と謙遜する久保田だが、母として、女優として、時に一服しながら、一層の活躍が期待される。
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