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重い役が多かった門脇麦、明るい役をやりたい

 CMで一躍話題になり、その後、映画、ドラマ、舞台と多くの作品に出演。体を張った演技への評価も高く、若手の演技派女優として活躍の幅を広げている門脇麦。映画『シャンティデイズ 365日、幸せな呼吸』が公開されたばかりだが、この先も舞台『K.テンペスト』、NHK連続テレビ小説『まれ』など、話題作への出演が続く。出演する作品ごとに鮮烈な印象を更新してく門脇にとっての演じるステージ、今の女優業への思いとは。

『シャンティデイズ 365日、幸せな呼吸』のヒロイン役と出会って気づいたことを語る門脇麦(写真:鈴木一なり)

『シャンティデイズ 365日、幸せな呼吸』のヒロイン役と出会って気づいたことを語る門脇麦(写真:鈴木一なり)

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 デビューから3年で瞬く間に活躍の場を広げている門脇。映画、ドラマ、舞台とステージの枠を超えて貪欲に挑戦を続けている。

「私の経験が浅いからかもしれませんが、テレビ、映画、舞台の差があまりわかっていないんです。いまはその違いを気にする必要もないんじゃないかとも思っています。それよりもジャンルみたいなものをどんどん飛び越えていける人間でありたいです。(これから)やってみたい役もありますが、敢えて決め込まず、柔軟に対応できる姿勢でいたいと思います。自分のなかで視野を狭めると、思いも寄らぬものがポンと来たときに弾いてしまいそうなので。このタイミングで海空ちゃんという役(※)に出会えるなんて、思いも寄らなかったことですし。そういう素晴らしい出会いが重なっていくことを楽しみにしたいと思っています。うん、軽やかにいきたいなと思います」

 作品への出演が続き、演技への評価が高まるとともに、さらに仕事のオファーも増えていく。多忙を極めるなか、今まさに勢いに乗っている門脇にとっては、それが楽しくて仕方がないようだ。

「『愛の渦』(2014年)まではオーディションを受けてお仕事をしていたので、ある意味、モチベーションはオーディションだったんです。(オーディションを受けずに)選んでもらえるようになってからは、不安もありましたが、現場で必死に戦っているスタッフ、キャストの姿を見て、私もがんばらなきゃ! って思うようになりました。真剣に戦う人たちと一緒に作品を作っていく楽しさが、どんなにつらいことがあっても女優を辞められない理由になっています。これからもどんどんがんばります(笑)」

 そんな門脇はこれまで重い役が多かったが、最新作『シャンティデイズ 365日、幸せな呼吸』ではコミカルで明るいヒロイン役に挑んでいる。

「人間関係の構築の仕方は少し違うけれど、海空ちゃんの、細かいことを気にせずガンガン突き進んでいくポジティブさ、相反するナイーブさが私にもあるなって気づきました。それからは少し、家族といるときのリラックスモードを意識して演じてみたんです。自分の無邪気な面が映像になり、作品として客観的に観るのは初めてだったので、すごく新鮮に映りました。“明るい役、やりたい!”って思いました(笑)」

※最新作『シャンティデイズ 365日、幸せな呼吸』のヒロイン。これまでに門脇が演じてきた役柄とは異なる、明るくコミカルな人物。

門脇麦インタビュー『私にもある ポジティブさと相反するナイーブさ』
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