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“演劇界の鬼才”ケラ、連ドラ初監督 テレ東でホラーラブコメディー

 演劇界の鬼才・ケラリーノ・サンドロヴィッチ(51、以下ケラ)が、テレビ東京系深夜ドラマ枠「ドラマ24」の新作『怪奇恋愛作戦』(来年1月スタート、毎週金曜 深0:12)の脚本・監督を務めることが20日、わかった。ケラにとっては8年ぶりのテレビ作品の脚本・演出で、連続ドラマは初監督となる。

 同ドラマは、恋愛に負け続けているアラフォー女子の“負のオーラ”に吸い寄せられるように、吸血鬼などの妖怪が出現。怪奇現象と格闘しながら恋愛に情熱を燃やす異色のホラーラブコメディーだ。ケラが「2年前からあたためていた」という完全オリジナル脚本・演出の企画で、「連ドラをチーフで監督するのは初めてのことだったし、映像仕事自体6年ぶりだったので、すっかり作り方を忘れてしまっていたのが吉と出ました。他の人は絶対にやらないアナーキーな傑作が完成」と自信を語っている。

 主演は、同局のドラマ初出演で、ドラマ初主演の女優・麻生久美子(36)。さらに坂井真紀(44)、緒川たまき(43)が、婚期を逃したアラフォー3人組を演じる。

 カフェのオーナーを夢見て会社を辞めた夏美(麻生)が開店予定地へ行くと、すでに「喫茶面影」という怪しい店が…。詐欺に遭ったのだ。定時制高校音楽教師の秋子(坂井)は生徒に女心をもてあそばれ、銀幕スターを目指しながら日々バイトにはげむ自称女優の冬(緒川)は上司と揉めてクビに。散々な3人に、夏美の幼なじみの刑事・三階堂やその後輩・悲別を巻き込みながらさらに大きな災難がふりかかる。

 怪奇現象と恋愛が一対で起こる、2話1テーマの“怪奇×恋愛”ドラマを、ケラ流のナンセンスでおかしな笑いとポップなビジュアルワークで描く。すでに撮影は終了しており、3人の女優陣についてケラは「コメディエンヌトリオとして抜群のチームワーク」と絶賛。麻生は「ボケーっと見ても真剣に見ても、笑えて、馬鹿馬鹿しいのに飽きさせないし、何故か上質な感じさえもしてくる不思議なドラマ。本当にオススメ」と太鼓判を押していた。

■ケラリーノ・サンドロヴィッチ

 1982年、ニューウェイブバンド・有頂天を結成。85年に犬山イヌコ(当時は犬山犬子)、みのすけらと劇団健康を旗揚げ、演劇活動を開始する。92年の解散後、翌年にナイロン100℃を始動。99年に『フローズン・ビーチ』で第43回岸田國士戯曲賞を受賞して以降、数々の演劇賞を手にしている。舞台を中心に、映像、音楽の分野でも活躍。2003年に初監督映画『1980』が公開。テレビドラマは06年『時効警察』、07年『帰ってきた時効警察』(ともにテレビ朝日)で各1話分の脚本・演出を手がけた。妻は女優の緒川たまき。



関連写真

  • “怪奇×恋愛”ホラーラブコメディーに挑むアラフォー女子3人。主演の麻生久美子(中央)、坂井真紀(左)、緒川たまき(右)(C)「怪奇恋愛作戦」製作委員会
  • 監督・脚本はケラリーノ・サンドロヴィッチ

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