青色発光ダイオード(LED)の開発で、名城大学教授の赤崎勇氏(85)、名古屋大学教授の天野浩氏(54)、カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の中村修二氏(60)のノーベル物理学賞受賞に沸く中、テレビ東京ではあす10日、中村氏のドキュメンタリードラマ『緊急編成!池上彰がノーベル賞・中村修二に迫るドラマ“ルビコンの決断”』(後1:35〜3:30)を放送する。放送を予定していた『刑事吉永誠一 涙の事件簿8〜虹が消えた交差点〜』(再放送)は放送休止となる。
同番組は、2009年7月30日と8月6日に放送された番組を再編成。メインナビゲーターを女優の木村佳乃が務め、解説にジャーナリストの池上彰氏、キャスターに大浜平太郎が出演。ゲストとして中村氏が登場し、池上氏と対談を行う。語りは白井晃、ドラマパートは、松村雄基、梅宮辰夫、寺田農ほかが出演。
従来の電球とは異なり、電気を通すと発熱することなくそれ自体が発光する発光ダイオード。寿命は半永久的、消費電力も低く、21世紀のエコ社会には欠かせない光となっている。発明は1962年で、当初は赤色のみだった。後に、緑色LEDが開発され、さらに黄緑色LEDも開発されたが、光の3原色(赤・緑・青)のうち残る青の開発は難航。世界中の研究者がその開発に挑む中、エジソン以来の光の革命ともいわれる、この青い光の開発に徳島の研究者・中村氏が成功する。
中村氏は、1979年に徳島県阿南市にある蛍光灯の材料を作るメーカー、日亜化学工業に入社。1993年、青色発光ダイオードの材料となる窒化ガリウム(GaN)の結晶の量産化に成功する。しかし、世紀の発明をしたことで会社から得たのはわずか2万円の報奨金だけだった。2001年、中村氏は「特許権は発明者のもの。それが会社に帰属しているのなら、会社は発明者にそれ相当の金を支払うべき」という主張で日亜化学を訴える。一審の判決は中村氏の言い分を認めた「会社は中村氏に200億円支払え」というもので、前例のない判決に「サラリーマン研究者にも夢ができた」「いや、それじゃ企業経営が破綻する」と世間を二分する議論が巻き起こった。
受賞決定後の記者会見で中村氏が「怒りが全てのモチベーション」と、日本企業と社会に対する不満をぶちまけていた理由がよくわかる内容となっている。
同番組は、2009年7月30日と8月6日に放送された番組を再編成。メインナビゲーターを女優の木村佳乃が務め、解説にジャーナリストの池上彰氏、キャスターに大浜平太郎が出演。ゲストとして中村氏が登場し、池上氏と対談を行う。語りは白井晃、ドラマパートは、松村雄基、梅宮辰夫、寺田農ほかが出演。
中村氏は、1979年に徳島県阿南市にある蛍光灯の材料を作るメーカー、日亜化学工業に入社。1993年、青色発光ダイオードの材料となる窒化ガリウム(GaN)の結晶の量産化に成功する。しかし、世紀の発明をしたことで会社から得たのはわずか2万円の報奨金だけだった。2001年、中村氏は「特許権は発明者のもの。それが会社に帰属しているのなら、会社は発明者にそれ相当の金を支払うべき」という主張で日亜化学を訴える。一審の判決は中村氏の言い分を認めた「会社は中村氏に200億円支払え」というもので、前例のない判決に「サラリーマン研究者にも夢ができた」「いや、それじゃ企業経営が破綻する」と世間を二分する議論が巻き起こった。
受賞決定後の記者会見で中村氏が「怒りが全てのモチベーション」と、日本企業と社会に対する不満をぶちまけていた理由がよくわかる内容となっている。
2014/10/09