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陣内智則、実在の凶悪犯役に初挑戦「新たな面を見て」

 お笑い芸人の陣内智則が、10月12日にフジテレビ系で放送されるMr.サンデー特別版『東京オリンピックと世紀の大犯罪』(後9:00〜11:39)のドキュメンタリードラマで、実在した連続殺人犯・西口彰役を演じることが29日、わかった。「実在の人物、本当にあった事件の犯人を演じるのは初めて。悪人も悪役も演じたことがなかった。自分の新たな面を見ていただければ」と一人コントで培った演技力で、新境地を開く。

実在の人物を初めて演じる陣内智則。約50年前、日本中を震かんさせた凶悪な連続殺人犯役に挑む

実在の人物を初めて演じる陣内智則。約50年前、日本中を震かんさせた凶悪な連続殺人犯役に挑む

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 1964年の東京オリンピック開催から今年で50年。半世紀前の高度経済成長期、人々は敗戦からの復興を信じて懸命に働き続け、先進国日本への道を駆け上がっていった。その一方で格差は広がり、底辺にあえぐ人々の間には“不満と欲望”が渦巻いていた。警察がオリンピックの成功に向けて奔走する中で、事件は頻発し、とりわけ3人の死刑囚による大犯罪が日本を震かんさせた。

 それは、「ホテル日本閣殺人事件」(1960年)、「吉展ちゃん誘拐事件」(63年)、そして、「西口彰連続殺人事件」(同)。警察は連続する凶悪犯罪にどう向き合い、どのようにオリンピックを成功に導いたのか。番組では、新たに独占入手した極秘資料と初めて語られる証言を基に、3つの大犯罪の真相とわき目もふらずに高度成長のアクセルを踏み続けた、オリンピックの時代の光と影を、ドキュメンタリードラマで描く。

 「西口彰連続殺人事件」は、1963年、福岡県で二人が殺害され現金を奪われる事件が発生。警察は目撃情報や指紋などから、前科のあった西口彰を指名手配する。しかし、西口は大学教授や弁護士になりすまして全国を逃走し、78日間で強盗殺人5件、詐欺10件などの犯罪を繰り返した。計12万人の警察官、日本中の監視をくぐり抜ける西口だったが、当時11歳の少女が弁護士になりすました西口を、指名手配犯と見破り、逮捕された。オリンピック開幕の10ヶ月前だった。

 陣内は「劇中の指名手配用の写真を撮ったときに、我ながらちょっと似ているのでは? と思った」と苦笑い。「西口が読んでいた本とか、服装や帽子の形とか、全部が50年前の当時のまま再現して演じているので、そういうところも見どころの一つ」といい、「当時の混とんとしていた社会で必死に生きていた人たちがあったからこそ、今の平和な時代になっていったと思うので、改めて生きるということの大事さ、命の尊さについて考えていただけたら」と気持ちを込めた。

 ほかの2つの事件は、「ホテル日本閣殺人事件〜金と色にまみれた稀代の悪女・小林カウ〜」は美保純、「吉展ちゃん誘拐事件〜日本中を巻き込んだ、初の劇場型犯罪・小原保〜」は柄本時生が犯人役を演じる。
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  • 実在の人物を初めて演じる陣内智則。約50年前、日本中を震かんさせた凶悪な連続殺人犯役に挑む
  • 弁護士や大学教授に成りすまし、何のためらいもなく殺人を繰り返した西口彰の闇に迫るドキュメンタリードラマだ
  • 「とにかく謎に包まれた人物なので、どこか陰があるところが出ればいい」と陣内智則はコメント

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