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鈴木敏夫×押井守が対談「ジブリはそのまま続けるしかない」

 押井守監督(62)がホストを務める『THE NEXT GENERATION パトレイバー』のトークイベント「第4回マモルの部屋」が11日、都内で行われ、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー(66)がゲスト出演。押井監督は自身が手がけた作品そっちのけで、「きょう、聞きたいことはこれだけ。ジブリどうするつもりなの?」と鈴木氏に鋭く斬りこんだ。

押井守監督の鋭い突っ込みをのらりくらりとかわすスタジオジブリ・鈴木敏夫プロデューサー (C)ORICON NewS inc.

押井守監督の鋭い突っ込みをのらりくらりとかわすスタジオジブリ・鈴木敏夫プロデューサー (C)ORICON NewS inc.

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 30年来のつきあいで、お互いをよく知る二人。押井監督の実写作品に鈴木氏が出演することもたびたびあり、現在、イベント上映中の『THE NEXT GENERATION パトレイバー/第4章』のエピソード6「大怪獣現わる 後編」にも鈴木氏がカメオ出演している。

 「きょうは『パトレイバー』の話でしょ」ととぼける鈴木氏に、押井監督は「そんなことはどうでもいいんだよ。リストラするんじゃないの? 言っとくけどおたくのアニメーターはI.G.(押井監督所属プロダクション)では引き取らないよ」と一歩も引かない構え。「リストラも必要だけど…」とはっきりしない鈴木氏に、「ネタが尽きた?」と核心をつく。

 それでも鈴木氏は「難しいよね、何を作るか、誰が作るかだよね。機が熟せばまたやってもいい」とのらりくらりとかわし、「だから、ジブリをどうするか聞いてんの!」としびれを切らす押井監督の迫力に押されて、鈴木氏は「そのままずっと続けるしかしょうがないよね」と話した。

 また、長編アニメーションから引退した宮崎駿監督の後継者に、庵野秀明氏を指名した件についても鈴木氏は「還暦を過ぎた人を指名するわけにはいかない。年齢の問題が大きのと、東京国際映画祭で庵野秀明特集をやるから、注目していただくにはそういう言い方がいいかなと。庵野自身も宮崎駿の弟子だと公言していることだし」とぶっちゃけ。相変わらずの策士ぶりをみせた。

 「お互い認め合っているので、それを客観的にいうと後継者になるでしょ」という鈴木氏の言い分に、押井監督は「ならないよ!」とバッサリ。「でも、押井さんは宮崎駿のことをライバルだと思っているんでしょう?」(鈴木氏)、「ライバルって言ってない、敵だ!って言ったの」(押井監督)などと、歯に衣着せないやりとりに会場は大いに盛り上がり、二人の対談は1時間ちかくにも及んだ。

■『THE NEXT GENERATION パトレイバー』

 1988年、アニメシリーズとして誕生し、コミック・ビデオグラム・映画・小説など先駆的にメディアミックス展開を繰り広げ、国内外で多くのファンを獲得してきたた『機動警察パトレイバー』が、25年の時を経て完全新作の実写化が実現。アニメシリーズで監督を務めた押井守氏を総監督に迎え、現代の東京を舞台に汎用人間型作業機械・レイバーを使用した犯罪を取り締まる警視庁特科車両二課パトロールレイバー中隊・通称“パトレイバー”の活躍を描く。4月よりエピソード0〜エピソード12までのシリーズを順次イベント上映しており、2015年には長編映画の公開も予定されている。
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  • 押井守監督の鋭い突っ込みをのらりくらりとかわすスタジオジブリ・鈴木敏夫プロデューサー (C)ORICON NewS inc.
  • 30年来のつきあいの丁々発止に観客も大ウケ (C)ORICON NewS inc.
  • 『THE NEXT GENERATION パトレイバー』順次イベント上映中 (C)ORICON NewS inc.
  • 『THE NEXT GENERATION パトレイバー』の押井守総監督 (C)ORICON NewS inc.

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