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ハリウッド版『GODZILLA』に往年のファン殺到

 日本が生んだ怪獣映画の傑作『ゴジラ』をハリウッドでリメイクした映画『GODZILLA』が25日に全国427スクリーンで公開され、27日までの週末3日間に動員45万9860人、興行収入6億8348万3500円を上げ、興行通信社による『全国映画動員ランキングトップ10』でも初登場1位となった。

フルCGで作り上げられたハリウッド版ゴジラが初登場1位(C)2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC

フルCGで作り上げられたハリウッド版ゴジラが初登場1位(C)2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC

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 同映画は、謎の原発事故で妻を亡くした科学者とその息子が、原発跡から現れた怪獣ムートーと、それを追うゴジラの戦いに巻き込まれるストーリー。オリジナル版の『ゴジラ』(1954年)と同様、水爆実験を始めとした核の脅威とゴジラを結び付ける設定など、日本のゴジラシリーズへのオマージュも散りばめながら、現代の人間社会が抱える問題をも浮き彫りにする。

 5月16日より世界62の国と地域で公開され、全世界の興行収入は累計500億円を突破。最後に公開された日本を含め世界63の国と地域で1位を獲得する記録的な大ヒット作となった。また、続編の製作もレジェンダリーピクチャーズより正式に発表され、ギャレス・エドワーズ監督の続投も決定している。

 配給の東宝が実施したパソコンと携帯電話を使ったweb初日アンケートによると、客層は男女比84:16で男性が8割以上を占め、年代別では40代以上の往年のゴジラファンと思われる観客層を中心としながらも、20代、30代、そして10代の若い世代までまんべんなく集客。映画の鑑賞動機(複数回答可)としては、「ゴジラが好きだから」が81.8%と圧倒的で、次いで「SF・アクション映画が好きだから」23.4%、「ハリウッド映画が好きだから」14.4%などとなった。「ゴジラシリーズを観たことがありますか?」という質問には、「5本〜20本以上観た」「全て観た」を合わせると全体の約9割にのぼり、オープニング興行に関してはゴジラファンが公開を待ちわびて劇場に詰めかけたようだ。

 また、「今後のゴジラ映画の製作についてどう思われますか?」という質問には、「ハリウッド版ゴジラをまたつくってほしい」38.8%、「日本版ゴジラを復活してほしい」55.9%となり、このアンケートでは“日本版ゴジラ復活”への期待が根強くあることもうかがえた。

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  • 続編製作も決定

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