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【軍師官兵衛】松坂桃李、朝ドラから大河へ 成長みせる

 NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)に主人公・黒田官兵衛(岡田准一)の嫡男・黒田長政役で出演する俳優・松坂桃李。朝ドラ『梅ちゃん先生』(2012年)でヒロインを支える夫を演じて大ブレークし、数多くのドラマ、映画に出演。初出演となる大河ドラマで同局の現場に“凱旋”した。松坂は「以前より芝居に対する好奇心は増していると思います」と控えめな言葉ながら、自分自身でも成長を感じているようだ。

 俳優の仕事は「再会」だと、松坂は常々口にする。「『〜官兵衛』の現場に『梅ちゃん〜』でお世話になったスタッフもいらして、うれしかったですね。スタッフや共演者との出会いもたくさんありますが、縁あって出会った人とまたいつか別の作品でご一緒するのがモチベーション、励みになっているんです」。

 長政は、父に認められたくて血気盛んに戦場に突っ込んでいっては逆にいさめられ、兄弟のように育った後藤又兵衛(塚本高史)をかわいがる父を見て嫉妬する、悩み多き跡取息子。「要するに要領が悪い(笑)。そんな不器用なところに魅力を感じます」(松坂)。

 今年、舞台『真田十勇士』で霧隠才蔵を演じたが、本格的な時代劇は今回が初挑戦。「史料に記されているのは結果だけ。そこに至るまでの経緯やその時々の気持ちに思いを馳せるのは楽しい。父上に認められたい、とにかく武功を上げたい、こいつにだけは負けてたまるか、といった長政のさまざまな気持ちを表現していきたい」と意欲を示す。

◆岡田准一は“『軍師官兵衛』の鬼”

 主演の岡田とは今作が初共演となる。「中国大返し」のロケ収録で松坂の騎乗する姿を見た岡田が「筋がいい」と褒めていたことを人伝に聞かされると、「そんなもったいないお言葉。父上に比べたら…まだまだです」と居住まいを正した。

 「岡田さんは、良い意味で“鬼”ですね。とてもストイックで、言葉より背中で語り、引っ張っていくタイプ。懐が深いというか分厚いというか、存在感があって、芝居も硬派で男気がある。ピリッとするような刺激を受けています。父上のような温かさ、兄貴のようなかっこよさ、男として憧れます」。岡田との共演をはじめ、大河での経験は一段と松坂を成長させるに違いない。

 27日放送の第30回「中国大返し」では、秀吉(竹中直人)が光秀(春風亭小朝)を討つため、備中(岡山県)から姫路を経て京へ向かう秀吉軍の激走をダイナミックに描き、官兵衛が“歴史”を動かす、最大の山場を迎える。

関連写真

  • 大河ドラマ『黒田官兵衛』の主人公・官兵衛の嫡男・黒田長政を演じる松坂桃李(C)NHK
  • 秀吉軍の驚異的な逆転劇「中国大返し」を描く第30回(7月27日放送)松坂桃李の騎乗姿にも注目(C)NHK
  • 黒田長政は後に福岡藩を興し、初代藩主となる(C)NHK

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