写真集『ツインテールと機関銃』も話題となった、日本ツインテール協会の古谷完氏が満を持してプロデュースする女性3人組アイドル・dropがこのほど、オリコンNewSのインタビューで初めてメディアの取材に応じた。「アイドルをやると思っていなかった」と環境の変化に初々しくとまどう3人に、今後の展望やツインテールの魅力を聞いた。
3人とももともとアイドルを目指していたわけではなく、それぞれ別の活動をしているうちに古谷氏からアイドル活動を打診された。アニメ好きで絵が得意な“自称ヲタ”三嵜は「私がアイドル? という感じで、やるとは思っていなかった」。保育士志望だった滝口と声優に興味があったという杉野も「びっくりした」と声をそろえる。
そんな3人がアイドル活動を決意したのは単純明快。「今しかできないと思ったから」。全員が深くうなずく。三嵜は「時間が経つにつれ実感が湧いてきて、日に日に本気になってきている。私は運動音痴で、ダンスも先生に心配されるくらいできなかった。でも、レッスンして2ヶ月目くらいに割と踊れるようになって、やればできるんだって希望を持てるようになりました」。杉野も「不安でたくさんだったけれど、今はダンスとか歌とか楽しいって思えるようになった」。環境の変化は心境の変化を呼び、取材中も熱心に自分たちのことを伝えようと目が輝く。
アイドル飽和の時代。他のグループとの差別化は必須だ。彼女たちの武器は言わずもがなのツインテール。三嵜はその魅力を「協会に入るまではイベントでしかツインテールをしなかったです。周りがしないから恥ずかしい。でも“恥ずかしさ”もツインテールのいいところ」と話す。この日唯一髪を下ろしていた滝口が続ける。「“たまに”するから価値があるもの。していないところも見てもらってから『この子のツインテールを見たい!』と思ってくれればいいな」。アイドルに恥じらいを求めるのは何時の時代も普遍だ。
とはいえ、こだわりは強い。ツインテールと同様に人気のあるポニーテールには、全員が「簡単にできちゃうから、視界にないです」とバッサリ。三嵜は「ツインテールは萌えの要素で、ポニーテールはさわやか女子っていう感じかな」と首をひねる。
髪型で差別化を図ったかと思えば“王道”の設定も踏襲している。ももいろクローバーをはじめ“属性”や“イメージカラー”を持つアイドルが主流のなか、dropもまたそれぞれが属性を持つ。リーダーの三嵜みさと(20)は炎属性(赤)、滝口ひかり(20)が水属性(水色)、杉野静香(20)が雷属性(黄)といった具体だ。
アニメキャラの設定のような変わった属性はいつか2次元に進出するときのためなのだという。「アイドル、アニメ、声優などを融合できたらいろいろな楽しみが出る。2次元と3次元を行ったり来たりできるアイドル像を目指している」(古谷P)という構想のもと、本人たちもそれぞれの属性を楽しんでいる。
じわじわと存在感を高めるツインテール協会が送り出すだけに、結成が報じられただけでヤフーがトピックスとして紹介するなど期待値は高い。髪型だけで引っ張れるのは最初だけ。求められるのはパフォーマンスだ。杉野が「ライブをお客さんと一緒に楽しめるアイドルになりたい」と力を込めれば、三嵜も「振り付けでお客さんを巻き込む予定なので、なかなかない光景になりますよ。楽しみにしててくださいね」と約束する。
今後は、7月6日に東京・スタジオコーストで行われる『アイドル横丁主催のアイドルイベント<アイドル横丁夏祭り!!2014>』で初のステージを飾る。鳴り物入りでアイドル業界に殴り込みをかけるdropの今後に注目したい。
★YouTube公式チャンネル「オリコン芸能ニュース」
3人とももともとアイドルを目指していたわけではなく、それぞれ別の活動をしているうちに古谷氏からアイドル活動を打診された。アニメ好きで絵が得意な“自称ヲタ”三嵜は「私がアイドル? という感じで、やるとは思っていなかった」。保育士志望だった滝口と声優に興味があったという杉野も「びっくりした」と声をそろえる。
そんな3人がアイドル活動を決意したのは単純明快。「今しかできないと思ったから」。全員が深くうなずく。三嵜は「時間が経つにつれ実感が湧いてきて、日に日に本気になってきている。私は運動音痴で、ダンスも先生に心配されるくらいできなかった。でも、レッスンして2ヶ月目くらいに割と踊れるようになって、やればできるんだって希望を持てるようになりました」。杉野も「不安でたくさんだったけれど、今はダンスとか歌とか楽しいって思えるようになった」。環境の変化は心境の変化を呼び、取材中も熱心に自分たちのことを伝えようと目が輝く。
アイドル飽和の時代。他のグループとの差別化は必須だ。彼女たちの武器は言わずもがなのツインテール。三嵜はその魅力を「協会に入るまではイベントでしかツインテールをしなかったです。周りがしないから恥ずかしい。でも“恥ずかしさ”もツインテールのいいところ」と話す。この日唯一髪を下ろしていた滝口が続ける。「“たまに”するから価値があるもの。していないところも見てもらってから『この子のツインテールを見たい!』と思ってくれればいいな」。アイドルに恥じらいを求めるのは何時の時代も普遍だ。
とはいえ、こだわりは強い。ツインテールと同様に人気のあるポニーテールには、全員が「簡単にできちゃうから、視界にないです」とバッサリ。三嵜は「ツインテールは萌えの要素で、ポニーテールはさわやか女子っていう感じかな」と首をひねる。
髪型で差別化を図ったかと思えば“王道”の設定も踏襲している。ももいろクローバーをはじめ“属性”や“イメージカラー”を持つアイドルが主流のなか、dropもまたそれぞれが属性を持つ。リーダーの三嵜みさと(20)は炎属性(赤)、滝口ひかり(20)が水属性(水色)、杉野静香(20)が雷属性(黄)といった具体だ。
アニメキャラの設定のような変わった属性はいつか2次元に進出するときのためなのだという。「アイドル、アニメ、声優などを融合できたらいろいろな楽しみが出る。2次元と3次元を行ったり来たりできるアイドル像を目指している」(古谷P)という構想のもと、本人たちもそれぞれの属性を楽しんでいる。
じわじわと存在感を高めるツインテール協会が送り出すだけに、結成が報じられただけでヤフーがトピックスとして紹介するなど期待値は高い。髪型だけで引っ張れるのは最初だけ。求められるのはパフォーマンスだ。杉野が「ライブをお客さんと一緒に楽しめるアイドルになりたい」と力を込めれば、三嵜も「振り付けでお客さんを巻き込む予定なので、なかなかない光景になりますよ。楽しみにしててくださいね」と約束する。
今後は、7月6日に東京・スタジオコーストで行われる『アイドル横丁主催のアイドルイベント<アイドル横丁夏祭り!!2014>』で初のステージを飾る。鳴り物入りでアイドル業界に殴り込みをかけるdropの今後に注目したい。
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2014/06/12