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向井理、丸刈りになる! 『永遠の0』ドラマ化 テレ東で3夜連続

 俳優の向井理主演で、小説家・百田尚樹氏のベストセラー『永遠の0(ゼロ)』がテレビ東京でドラマ化されることが3日、わかった。開局50周年特別企画のスペシャルドラマとして来年、3夜連続放送。同局のドラマ初出演の向井は、「戦争を経験した人々や残された我々の世代にも恥じないよう頑張りたい」と、零戦パイロットになりきるべく、丸刈りで撮影に挑む。

 太平洋戦争中の零戦パイロットの生涯を描いた原作は、人気グループ・V6の岡田准一主演で映画化され、昨年12月の公開から今年にかけて大ヒットしたことも記憶に新しい。「映像化される前から好きな作品。感銘を受けた」という向井は、誰よりも生きることに執着し、その一方で天才的な操縦技術も持っていた主人公の人物像について、「守るべきものがあり、そのために冷静で慎重だけれども、技術を得るためには努力家であり、冷酷な面もある人。必死に戦い、守る姿は共感します」。

 今回のドラマでは、「臆病者」、「卑怯者」と酷評される一方で、天才的な操縦技術を持っていた主人公・宮部久蔵の生涯を、映画では登場しなかった人物やエピソードをより原作に忠実に映像化。太平洋戦争の戦史に関しても同局のアーカイブ資料を用いて詳細に描くことで映画とは違った魅力を引き出す。

 同局の編成局ドラマ制作部・岡部紳二プロデューサーは「戦後70年、二度とあの戦争を繰り返さないために…。主人公・宮部久蔵が命をかけて残したメッセージを、一人でも多くの視聴者の方に伝えたい。3夜放送のスケールだからこそ伝えられる『真実』があります」と意気込んだ。

 監督は、ドラマ『八日目の蝉』、『カレ、夫、男友達』(NHK)などの佐々木章光氏。脚本は、ドラマ『相棒』シリーズ(テレビ朝日)や『ATARU』(TBS)、アニメ映画『名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)』などの櫻井武晴氏が手がける。

 向井は「戦争という多角的なテーマの作品ですが、当時の考え方や思想の独特な部分、それでも一所懸命に生きた我々日本人の先達の姿に、何かを感じていただける作品になると思います」と気合い十分だ。

 原作者の百田氏は「3日間通しての放送と聞いて、心が震えました。映画版は原作者である私自身が大いに満足した出来栄えでしたが、もとが600ページ近い長編だけに、原作の世界観が十全に再現されたものではありませんでした。しかし、今回のテレビ東京の企画は、限りなく原作に近づいたものです」と太鼓判を押す。「主人公である宮部久蔵だけでなく、彼を取り巻くさまざまな男たちの姿が生き生きと描き出されていることに感動しました。どんな風に映像化されるのか、本当に楽しみです」と期待を寄せている。

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