俳優の阿部サダヲと女優・貫地谷しほりが、テレビ朝日系スペシャルドラマ『ママが生きた証』(7月5日 後9:00)で初の夫婦役を熱演する。妊娠5ヶ月で末期の乳がんを宣告され、国内では初となる抗がん剤を投与しながらの出産に臨み、無事に長男を出産後、天国へと旅立った女性とその夫、家族の実話をドラマ化。脚本は連続テレビ小説『梅ちゃん先生』(NHK)などの作品で知られる尾崎将也氏が手がける。
2012年秋に講談社から発売された原作本の著者は、『報道ステーション』や『世界水泳』など、数々のスポーツ番組を手がけてきた構成作家の小松武幸氏。成長して見ることになる息子のために、そして同じ病気と闘う人々のために、妻・美恵さんのがん告知から1年と2ヶ月にわたる闘いの日々を克明に記録した。
今回のドラマでは、末期がんとの闘い、そして生まれてくる子どもの命か、自らの命か、という究極の選択という、つらく、悲しく、重苦しいテーマを抱えながらも、温かなどこにでもある家族の日常と希望に満ちた日々の物語として描く。
母親を乳がんで亡くしている阿部は「暗い、かわいそう、といったイメージになりがちですが、この作品では最後までたわいもない話とかを普通にしていたりするので、そういう淡々と生活を送っているところを出したい」と芝居に気持ちを込め、「明るいドラマなので、いろいろな方に、前向きな思いで見ていただきたい、と強く思います」と話している。
医療監修医事指導のもと苦痛に耐えるシーンなどを初めて演じた貫地谷は「病気のことよりも生きている実感が、演じていて強く印象に残った」と撮影を振り返り、「阿部さんの目を見ているだけで、すごく気持ちが盛り上がりました。本当の気持ちを通わせてお芝居ができたなというか。阿部さんと夫婦をやらせていただいて、すごく幸せでした。阿部さん、本当にかっこいいんです!」と充実感をにじませた。
ドラマは、夫の大森武弘役の阿部、妻・恭子役の貫地谷のほか、恭子の父・光吉役に平泉成、母・泰江役に市毛良枝、武弘の父・志郎役に森本レオ、母・真澄役に田島令子らが出演する。
2012年秋に講談社から発売された原作本の著者は、『報道ステーション』や『世界水泳』など、数々のスポーツ番組を手がけてきた構成作家の小松武幸氏。成長して見ることになる息子のために、そして同じ病気と闘う人々のために、妻・美恵さんのがん告知から1年と2ヶ月にわたる闘いの日々を克明に記録した。
今回のドラマでは、末期がんとの闘い、そして生まれてくる子どもの命か、自らの命か、という究極の選択という、つらく、悲しく、重苦しいテーマを抱えながらも、温かなどこにでもある家族の日常と希望に満ちた日々の物語として描く。
母親を乳がんで亡くしている阿部は「暗い、かわいそう、といったイメージになりがちですが、この作品では最後までたわいもない話とかを普通にしていたりするので、そういう淡々と生活を送っているところを出したい」と芝居に気持ちを込め、「明るいドラマなので、いろいろな方に、前向きな思いで見ていただきたい、と強く思います」と話している。
医療監修医事指導のもと苦痛に耐えるシーンなどを初めて演じた貫地谷は「病気のことよりも生きている実感が、演じていて強く印象に残った」と撮影を振り返り、「阿部さんの目を見ているだけで、すごく気持ちが盛り上がりました。本当の気持ちを通わせてお芝居ができたなというか。阿部さんと夫婦をやらせていただいて、すごく幸せでした。阿部さん、本当にかっこいいんです!」と充実感をにじませた。
ドラマは、夫の大森武弘役の阿部、妻・恭子役の貫地谷のほか、恭子の父・光吉役に平泉成、母・泰江役に市毛良枝、武弘の父・志郎役に森本レオ、母・真澄役に田島令子らが出演する。

2014/06/02