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諸星和己、光GENJI再結成は「絶対ない!」

俳優・大沢樹生の初監督作品『鷲と鷹』に光GENJIの元盟友・諸星和己が出演。かねてから“犬猿の仲”などと囁かれてきた2人が、なぜ再び対峙するに至ったのか? ORICON STYLEでは今回2人の対談を実現。2人の本音の部分に迫ると共に、光GENJI再結成についても聞いてみた。

■企画段階から諸星さんへのオファーを考えていた(大沢)

――今回の『鷲と鷹』で20年ぶりの再会を果たしたお2人ですが、こうやってツーショットで話を聞けること自体、非常にヒリヒリすると言いますか(笑)。
【諸星和己】まぁ、そうでしょうね(ニヤリ)。
【大沢樹生】そうやってヒリついて頂けるのは、ある意味狙い通りかなって思いますね(笑)。

――今作は大沢さんの監督第1作となりますが、どのようなタイミングで諸星さんにオファーを出したんですか?
【大沢】『鷲と鷹』は構想○年とか大げさなものではなくって、たまたま映画会社の方とお会いした際に、唐突に「監督をやってみないか?」と言われまして。いずれはどこかのタイミングで監督が出来ればとは思っていたんですけど、まさかこんな早く実現するとは思わなかったんです。

――まさに青天の霹靂だったと。
【大沢】まさしくそうですね(笑)。一応、『鷲と鷹』のベースとなる男同士の友情のブレない話を作りたいという構想は昔からあったんですけど、映画会社の方に具体的に話をしている時に、自然と相手役に諸星さんは如何でしょう? という話はしていましたね。

――では、大沢さんの中で、初期構想から諸星さんで決まっていたんですね。
【大沢】そうですね。で、そこから知人をツテに連絡先を聞いて直接連絡しまして(笑)。

■余計なことを言う必要はない! 彼の心意気というのは十分に伝わったから(諸星)

――諸星さんは、大沢さんからオファーを受けて、率直にどのような気持ちでしたか?
【諸星】不思議と驚きは無かったんですよ。彼(大沢)が監督で、僕がその作品に出るというのは妙案だと思いましたね。内容とか役柄云々は置いておいて、そのオファーだけで「よし、わかった!」ってなりましたよね。

――オファーされただけで十分だったと。
【諸星】うん。余計なことを言う必要もないし、それだけで彼の心意気というのは十分に伝わったからね。

――言葉は必要なかったと。カッコイイですねぇ〜。
【諸星】結局そういう関係性なんですよ。仲が良いとか悪いとかじゃなくて、結局僕らは何をメッセージとして伝えられるかが大事なワケでね。あとは観る人が勝手に解釈してくれれば……ね?
【大沢】そうだね(笑)。
【諸星】周りの人が今、僕らに何を求めているのか?ってことなんですよね。2人の間柄とか、積み重ねた年輪がそうさせたなんてカッコいいことは言わない(笑)。
【大沢】やっぱり諸星さん演じる鷹村、自分が演じた鷹尾の2人だけのシーンに説得力を持たせるためには、鷹村は彼しかいなかったんですよね。

■スケートのシーンはやっぱり恥ずかしかったね(諸星)

――『鷲と鷹』では久しぶりに再開した2人がローラースケートをするシーンがありますね。ある意味、本作最大の見どころではないかと思います。
【諸星】まぁ、僕らにとってどうしてもスケートって離れられないものですけどね……。監督がやろうと言ったらやるのが役者。迷いはなかった。
【大沢】確かに迷いはなかったですね(笑)。
【諸星】あれはね。演技で出来るものじゃない! 照れは当然ありますよ。でも、照れもいい具合に出ればいいというのが、監督の思いだったんじゃないかな(笑)。
【大沢】そうですね(笑)。あのシーンで、お客さんが何か思いを馳せてくれれば入れた甲斐があったということですね。ファンの方に対してのプレゼントテイク的な要素がやっぱり強いですね。
【諸星】そうそう。お客さんが良い意味で錯覚してくれるのであれば……ね(笑)。

――うーん。やっぱり幻想が膨らむし、幻想を膨らませる作業を怠らないですよね。
【諸星】そう! まさにそこが全てなんですよ。大沢監督はお客さんに何かを考えさせるという演出が非常に上手い!!
【大沢】そうかなぁ(苦笑)。
【諸星】そして僕はそこに乗っかる美味しさをよく知っているんですよ。

――アハハハハ! そういうこと言うのも流石だなって思いますよ(笑)。お2人を見ていると、まるでプロレスラーを見ているような印象を受けます。
【諸星】アハハハハ! 何それ!?
【大沢】どういう事ですか(笑)。

――いや、プロレスラーって、強さと共に、いかに強烈な“幻想”を抱かせるかが重要な職種じゃないですか?
【大沢】あぁ〜なるほど。でも、どんなタレントさんでも自分の意図を上回る観客の熱を期待していると思いますよ。

――あの激動の時代を生き抜いた2人からは特別な幻想を感じてしまうんです(笑)。
【諸星】まぁ、そう言ってもらえるのは嬉しいですね。

■光GENJI再結成はない!もし他のメンバーが出てきたら…(諸星)

――なんか、凄く素敵な現場だったんですね。この作品でお2人が邂逅したのも運命を感じるというか。
【諸星】そうですね……結局、『鷲と鷹』って同じ鳥でも種類が異なる。その関係性は人間にも当てはまるということなんですよ。異なっている面もあれば同じ部分もあるというね。

――言葉であらわすのは凄く難しいとは思うんですけど、結局お2人の関係性って何なんですかね?
【諸星】ドレッシングです。水と油で混ざらない。でも野菜にかけると引き立つんです。だから好むんですよ、この2人を。まぁ好きなようにかけてくれればいいんです。
【大沢】なるほどね(笑)。今回の作品で光GENJIを懐かしんでくれるのも大歓迎ですし、現代進行形の諸星さんと私を見て貰えるのも嬉しいですよね。この作品をきっかけにお互いが良い方向に進んでいけば良いなって思うんです。

――本当に良い時期に再会を果たしたんですね(笑)。
【諸星】まぁ、忘れかけてたことや、失くした何かを見つけたって感じですよね。「あ!ここにあったんだ」っていう感じ?
【大沢】そうだね(笑)。

――ここまで来ると、勝手なものですけど光GENJI再結成まで夢想してしまうんですけど……。
【諸星】それは絶対ない(キッパリ)! 仮に『鷲と鷹』パート2が出来上がって、他のメンバーが出てきても銃で撃っちゃう(笑)。

――アハハハハ! またそんな過激な発言を(笑)。
【大沢】まぁ、ちょっぴり続編を匂わせるような終わりにはしてるんですけど、今はとりあえずこの作品に全力投球ですね(笑)。

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