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小泉孝太郎、主演ドラマ続編決定に歓喜「なんて幸運なんだ!」

 人気作家・宮部みゆき氏の杉村三郎シリーズ最新作『ペテロの葬列』(集英社)が、7月期にTBS系(毎週月曜 後8:00)でドラマ化されることが15日、わかった。同シリーズは、前2作『誰か someday』『名もなき毒』が、俳優の小泉孝太郎主演で昨年7月期に同局系で映像化された。杉村役には小泉の続投が決定。この一報を受け「なんて幸運なんだ! 1年ぶりに杉村三郎を演じられることを幸せに感じました」とコメントを寄せている。

宮部みゆきの杉村三郎シリーズ映像化第2弾『ペテロの葬列』7月7日よりTBS系で放送。前シリーズに引き続き小泉孝太郎が主演(C)TBS

宮部みゆきの杉村三郎シリーズ映像化第2弾『ペテロの葬列』7月7日よりTBS系で放送。前シリーズに引き続き小泉孝太郎が主演(C)TBS

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 昨夏、『名もなき毒』のタイトルでドラマ化された際には、小泉に対して原作者・宮部氏が「杉村三郎のイメージに最も近い」とお墨付きを与えたほど。また、小泉も巨大コンツェルンのお嬢様と逆玉婚した愛妻家で子煩悩なサラリーマンを好演。義父が会長を務める今多コンツェルンの広報室で社内報の編集をする傍ら、図らずも事件に巻き込まれ、その事件が生んだ「日常に潜む毒」や「毒の連鎖」を明らかにしていった。

 小泉も「昨年、撮影が終わっても、僕の体の中に感覚として杉村が居たような気がします」と思い入れは深く、「『名もなき毒』から少したくましくなった杉村を感じて欲しいですし、杉村の“過去・現在・未来”を感じてもらえるように演じます。変わらないようで少し変わった、変わったようで少しも変わらない杉村を楽しみにしていてください」と話している。

 原作は、昨年12月に刊行されたばかりのシリーズ最新作。宮部氏が「単行本の仕上げの時にはキャストの皆さんのお顔が目に浮かび、申し訳なくて筋書きを変えようかとも思いました」とコメントするほど、杉村が再び事件に巻き込まれる。

 イエス・キリストの12使徒の一人であるペテロが「自分はイエスの弟子ではない」とうそをついてしまったエピソードを描いた17世紀の画家レンブラントの絵画をモチーフに、杉村が取材の帰りに拳銃を持った老人によるバスジャックに遭遇するところから物語が始まる。さらに、殺人や詐欺などの犯罪が絡み、謎が謎を呼ぶストーリーが展開。登場人物の誰もが謎を秘め、それを杉村が迫っていくうちに、事件は思いもかけぬ結末にたどり着く。

 鈴木早苗プロデューサーは「ただの犯人探しではなく、事件の裏側に潜む人間の心の闇に迫っていく、大人のための極上ミステリーです」と自信をのぞかせている。

 ドラマ『ペテロの葬列』はTBS系で7月7日スタート。初回は午後7時から2時間スペシャルを放送(通常は毎週月曜 後8:00)。

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