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昨年6月に肺がんで余命2週間の宣告を受け、闘病生活を送っている歌手のジョニー大倉(61)が13日、東京・銀座タクトでライブを開催。かつて在籍したロックバンド・キャロルの解散記念日に音楽活動を再開させた。ジョニーは冒頭で「こんばんは、死の淵から舞い戻ったジョニー大倉です」とあいさつ。「家族の愛や友達の愛やファンの愛のおかげで2週間という命がなんとここまで来ました!」と声を張り上げると、200人で超満員となった会場は興奮と熱気の渦で包まれた。体調が万全ではないためフルステージとはいかなかったものの、長男のケンイチ大倉(41)と坂本つとむ(51)のサポートのもと病み上がりとは思えないほどの力強い歌声で全7曲を披露した。 ケンイチの「ジョニーが帰ってきましたよ!」の声で、ジョニーは車いすでステージに登場。ファンは「おかえりー!」「待ってたよ!」と大歓声で迎えた。つえとケンイチの支えで1曲目の「ホープ」は立ったまま歌い上げ、中盤ではキャロルのプロデューサーでジョニーの恩師でもあるミッキー・カーチス(76)も登場。ミッキーは「俺が見たパフォーマンスの中でもきょうが一番心を打たれた」と讃え「家族やファンの助けがあったからここまで生き延びた。殺しても死なない。これからも目標をつくっていれば病気なんて忘れちゃう」とエールを送った。

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  • ファンの声援に男泣きのジョニー大倉 (C)ORICON NewS inc.
  • (奥)坂本つとむ (手前)長男のケンイチ大倉 (C)ORICON NewS inc.
  • (手前)応援に駆けつけたミッキー・カーチス (C)ORICON NewS inc.
  • 復活ライブでファンの声援と拍手に男泣きするジョニー大倉(奥は坂本つとむ) (C)ORICON NewS inc.

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