俳優の水谷豊、成宮寛貴が2日、テレビ朝日系の人気ドラマ『相棒』シリーズの劇場版『相棒-劇場版III-巨大密室！特命係 絶海の孤島へ』（4月29日公開）完成披露上映会舞台あいさつに出席した。

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　10年以上にわたり高視聴率を記録し、映画も第3弾とあって、杉下右京演じる水谷は、「俳優としてシリーズというものに、なかなか出会わない」と喜び、「何度も観ても面白いのは不思議な魅力」としみじみ。

　成宮が撮影について「1カット1シーン1カメラで撮影する」と明かすと、水谷は「最高で（1カット）12分演じた」と告白し、会場を驚かせた。さらに成宮は、スタートがかかる寸前に「豊さんから無茶ぶりをしてくるときがある」といい、「緊張感があるからこそ前に進んでいく。現場はいつもドキドキします。稽古のない舞台みたいですね」と表現した。

　また、水谷について「緊張しているゲストさんや僕をほぐしてくれる」と感謝しつつも、水谷の長せりふの後に「一言せりふがあると緊張する」と明かし、笑いを誘っていた。

　この日の上映会は、国内5都市の会場とネットで生中継。北海道会場では山中崇史、片桐竜次、大阪会場では石坂浩二、小野了、名古屋会場は大谷亮介、和泉聖治監督、そして福岡会場には川原和久登壇し、トークを繰り広げた。

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