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夏目三久、局アナ時代との意識の違い

 局アナからタレントに転身し、バラエティや情報番組のMCなどで活躍中の夏目三久。今月末からは『朝ズバッ!』の後番組となる朝の情報番組『あさチャン!』(TBS系)でメインMCを務める。そんな夏目に大役を目前にした今の率直な気持ちを聞いた。

映画『ドラえもん 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜』で本格的に声優に初挑戦した夏目三久(写真:鈴木一なり)

映画『ドラえもん 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜』で本格的に声優に初挑戦した夏目三久(写真:鈴木一なり)

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 朝の帯番組のメインMCという大仕事を前にした夏目だが、プレッシャーとは無縁な様子。「特別な準備はない」と余裕すら感じさせるリラックスした表情で語る。

「まずは早起きをがんばりたいと思います(笑)。朝はあまり得意ではないので、目覚まし時計をふたつぐらい買い足そうかと。(気を付けているのは)よく睡眠を取って、よく食べることですかね。やっぱり朝の番組は体力勝負になると思うので。体が資本。健康にだけは本当に気をつけたいです。どうしたら質の良い睡眠を得られるか、探っています」

 局アナ時代との仕事に通じる部分もある情報番組のMC。立場が変わることで見方や取り組み方が変わる面もあるのだろうか。

「基本的には変わりません。意識もそこまで変わったわけではなくて。けれども、年齢を重ねたせいもあると思いますが、与えていただいたお仕事を一つひとつ大切にしようという気持ちが強まっています」

 現在はタレントとして、MCに限らず、仕事の幅を広げている夏目。映画『ドラえもん 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜』では、本格的に声優に初挑戦した。もともと声優業への興味があったのかを聞いてみると、さっぱりとした答えが返ってきた。

「なかった……と言いますか(笑)、もちろん、機会があればやらせて頂くつもりはありましたが、声優さんって職人芸だと思いますので。キャラクターの邪魔をしないように自分がそこに存在するのは、非常に難しいと思っていましたし、自分がやってみてその思いはさらに強くなりました。まだまだ勉強しなくてはいけませんね」

 広く言えば、アナウンサーと同じしゃべる仕事だが、それまでの経験がそのまま活かせるわけではない。むしろアナウンサーとしての仕事を経験しているぶん、今回の声の仕事の難しさも実感した。

「夏目三久がニュースや天気予報を伝えることと違って、ひとりのキャラクターをゼロから作り上げていく作業だったので、また別物でしたね。お話の世界のなかで違和感があるといけない。スッとそこに存在するのが難しかったです」

 今回の声優への挑戦をきっかけに、女優などしゃべること以外の仕事への進出にも期待が高まるが、本人はそんな興味本位の目線を意に介さず、しっかりと足元を見つめる。

「今回挑戦して、ほぼ初めての分野ですし、大変だなとは思いました(笑)。また機会がいただけるのなら、嬉しいですね。ただ、今いろいろやらせていただいているお仕事があるので、まずそちらからです」

夏目三久インタビュー『変わったわけではないけれど…大切にしようという気持ちが強まっている』

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