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巨大地震に備える 長周期地震動など最新情報を池上彰が解説

 東日本大震災から間もなく3年。日本列島は“地震の活発期”に入り、今後数年から十数年は大きな地震が頻発し、「首都直下」、「南海トラフ巨大地震」など東京にも必ず大地震がくると多くの専門家は言う。巨大地震が起きた時、命を守るために知っておくべきこととは…。

長周期地震動の高層ビルへの影響を説明する池上彰(C)TBS

長周期地震動の高層ビルへの影響を説明する池上彰(C)TBS

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 ジャーナリストの池上彰が、TBS系で今夜(26日)放送される『テレビ未来遺産 緊急!池上彰と考える“巨大地震”…その時命を守るためにII』(後9:00〜10:54)で、地震に関する最新科学、命を守るための最新情報を解説する。

 近年長周期地震動による被害の研究が進み、震源から遠く離れた場所にある超高層ビル・マンションでも長周期地震動による「共振」が、建物に大きな被害をもたらす可能性が指摘されている。

 番組では防災科学技術研究所の実験施設「E-ディフェンス」で行われた「高層ビルの破壊実験」に完全密着。高層ビルの3分の1想定の高さ25mのビルを長周期地震動で揺らすという世界初の大がかりな実験をカメラ20台で撮影。各所に揺れを観測するセンサーを設置し、実験で得たデータをもとにCGなどを使って、実際の高層ビルが長周期地震動でどのように揺れるのかを推察する。実験では、ありえない超巨大地震を何回も起こし、最後にはビルを倒壊させた。この実験が意味するものは何か。池上氏がわかりやすく解説する。

 ほかに、最新の科学的な検証を交えて大火災から命を守る方法、巨大地震の“その後”――帰宅困難者の避難パニック、交通や電気・ガス・水道などのライフラインの寸断に対する備えについても考える。

 池上氏は「南海トラフ地震や首都直下地震の被害想定が見直され、さらに深刻な事態になっています。改めて地震に備えるということを皆さんと一緒に考えていきたいと思います」と、視聴を呼びかけた。

関連写真

  • 長周期地震動の高層ビルへの影響を説明する池上彰(C)TBS
  • 世界初という注目の巨大実験「高層ビルの破壊実験」に完全密着(C)TBS
  • TBS系で2月26日放送『テレビ未来遺産 緊急!池上彰と考える“巨大地震”…その時命を守るためにII』(C)TBS

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