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久石譲の娘・麻衣、「ナウシカ」曲初披露へ…映画公開から30年

 作曲家・久石譲(63)の長女で歌手の麻衣(34)が、25日に東京・六本木のSTB139で行われるソロライブで、アニメ史に残る不朽の名作『風の谷のナウシカ』(1984年3月公開)の劇中歌「ナウシカ・レクイエム」を初披露することが19日、わかった。

 「♪ラン ラン ララ ランランラン…」のフレーズで知られる同曲は、麻衣が4歳のときに録音。これまでライブで歌ったことがなく、『ナウシカ』公開30周年にして、初めて本人が生歌唱することになった。

 父が手がけた曲を麻衣が歌うことになったのは、ちょっとした偶然だった。当初、ボーイソプラノでの録音を考えていた久石は、曲のイメージを伝えるためのデモテープとして、音感のいい愛娘の仮歌をラジカセに録音。これを聴いた宮崎駿監督が「すばらしい!」と絶賛し即決した。ワケもわからずにスタジオに連れて来られた麻衣は「録音ブースはせまくて暗く、周囲が大人ばっかりだったので、とても怖かった…」といい、「とにかく早く終わらせたい一身で、無我夢中で歌った」と振り返る。

 ライブで同曲を歌ってこなかったのは「特に深い理由はなかった」という麻衣は、今回のライブの打ち合わせで「ぜひ本人の声で聴きたい!」という要望を受け、折しも映画公開30周年を迎えることから歌唱を決意。リハーサルで30年ぶりに歌い、当時うまくできなかった「ラララララン♪」が「大人になって、完全に歌えるようになっていた」と喜んだ。

 同公演では、自身初となる洋楽カバーにも挑戦。スタンダードナンバー「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」やイーグルスの「デスペラード」といった1940〜80年代の名曲のほか、自身のルーツでもある久石の楽曲、映画『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』(2011年公開)の劇中歌「リリーのテーマ」など自身のオリジナル曲も披露する。

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