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やなせさん、最後のメッセージ公開 「アンパンマン」新作公開決定

 昨年10月に死去した人気アニメ『アンパンマン』シリーズで知られる漫画家・絵本作家のやなせたかしさん(享年94)を偲ぶ会『ありがとう! やなせたかし先生 95歳おめでとう!』が6日、東京・新宿NSビルのイベントホールで開催された。同日には、新作となる映画『それいけ!アンパンマン りんごぼうやと みんなの願い』が7月5日に公開されることが発表されたほか、やなせさんが昨年9月に残した同作に込めた最後のメッセージも公開された。

やなせたかしさんの最後のメッセージが公開

やなせたかしさんの最後のメッセージが公開

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 関係者によると、昨年夏前からやなせさんは同作のビジュアルを考えていたといい、「りんごぼうや」がみんなと協力して荒らされた故郷を取り戻すストーリーだという。今後の映画制作については白紙としつつも、「映画を作っていきたい気持ちがある」と継続の意向を示していた。

 また、日本テレビの中谷敏夫プロデューサーは、アニメの放送について「あと10年、20年という言い方ではなく、アンパンマンらしく続けていきたい」と継続を宣言。同シリーズ原作の版元「フレーベル館」の天野誠氏も「元々、やなせ先生は監修という形で関わっていたので、やなせイズム継承者たちが育っている。映画も1年に1本くらい作っていけたら」と語っていた。

 やなせさんは、東日本大震災以前には「そろそろ俺も引退だ」と口にしていたが、震災後に「アンパンマンマーチ」が子どもたちを元気づけたという報道をきっかけに一生現役を決断。今年は最後の原作となった絵本「アンパンマンとりんごぼうや」をもとに、望郷と故郷の再建をテーマしている。

◆以下、やなせさんの最後のメッセージ

 新聞に連載されていた記録に感動しました。小さな村を改革して牧畜業に切り替え、ようやく軌道にのりはじめた時、東日本大震災で原発事故。放射能に汚染された村を離れ、村民はバラバラになります。しかし、その困難に屈せず、もう一度、愛する故郷を再建しようと努力しているという内容でした。

 これをもとに、今回は望郷と故郷の再建ということをテーマにしました。
リンゴをもってきたのは画面がキレイだからです。それに東北はリンゴ農家が多い。世界中にリンゴの木を植えるために旅している『りんごぼうや』は、久しぶりに故郷をめざして帰ってきます。故郷を美しいリンゴの里に蘇らせるために! 

 やなせたかし

関連写真

  • やなせたかしさんの最後のメッセージが公開
  • 『アンパンマンとりんごぼうや』の原画に描かれたやなせさん最後のメッセージ (C)やなせたかし
  • 『アンパンマンとりんごぼうや』の原画(C)やなせたかし
  • 『アンパンマンとりんごぼうや』(C)やなせたかし

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