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キカイダー、42年ぶり実写リメイク 東映の原点へ

 映画会社・東映の2014年ラインナップ発表会が30日に行われ、石ノ森章太郎氏原作の特撮ドラマ『人造人間キカイダー』(1972年放送)が『キカイダー REBOOT』として実写リメイクされることが発表された。白倉伸一郎取締役は「東映の源流となる作品。テーマが深くてこれまで手を出せなかったが、2年をかけて脚本の準備をしてきました。封印されてきた扉を開けて真正面から取り組みます」と意気込む。公開は5月24日。

(C)石森プロ・東映(C)2014「キカイダー」製作委員�; 

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 同作は、主人公のジロー(キカイダー)役を入江甚儀、ヒロインのミツコ役を佐津川愛美が演じ、共演には長嶋一茂、本田博太郎、原田龍二らが名を連ねる。メガホンを取るのは、『SHINOBI』『Blood』など映画やドラマのほか、AKB48のミュージックビデオも手掛けている下山天監督。原作が育んだ世界観を守りつつ、メインテーマを“愛”に据えて新生キカイダーの世界をまとめあげる。

 この日は、2014年から2015年にかけての同社公開作品24本をそれぞれの監督、プロデューサーらが紹介。また、実在の事故から生まれた、歴史を超えた両国の絆を描く日本・トルコ合作『エルトゥールル』(仮題)の製作も発表された。岡田裕介社長はラインナップを総括して「この場で初めてお会いする監督が多くなりました。新しい(世代の)監督の力で、東映の原点に立ち返って盛り上げていきたい」とアピールした。

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