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古川雄輝、「生涯俳優へ」さらなる飛躍誓う 初主演舞台が開幕

 今月10日から上演される『俺たちの明日』(東京・紀伊國屋ホール)が、初主演舞台となる俳優の古川雄輝(26)。彼は昨年、中国で日本人俳優初のファンミーティングを開催し、『八重の桜』でNHK大河ドラマ初出演を果たすなど、大きな飛躍を遂げた若手俳優注目株の一人だ。そんな古川が2014年、どんな活躍を見せてくれるのか。その第一歩とも言える今作への想い、そして今後の展望について聞いた。

舞台初主演に挑む古川雄輝 (C)ORICON NewS inc.

舞台初主演に挑む古川雄輝 (C)ORICON NewS inc.

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 同作は、裏取引からなんでも行う質屋を軸に展開する、8人の男たちの群像劇。超一流の盗人・リュウ(古川)は、“心の1番奥深くにある願いをかなえてくれる”という『伝説の金貨』を手に入れるべく、仲間と共に盗みに入るが、別の目的を持った男たちと鉢合わせ、とんでもない事態に巻きこまれていく――。

 古川にとって舞台は、昨年1月に英ロンドンで上演された市村正親主演の『家康と按針』以来1年ぶり。「初の主演舞台なので、今までやってきたことを全て出し切りたい。座長なので、現場をいい雰囲気にできれば」と気合い十分だ。

 兄貴分的存在のリュウという役柄は「あまり経験がない役ですし、そこも挑戦かな」とイメージをふくらませる。「苦手」と苦笑するアクションも見どころになりそうで、「ステップアップできる年にしたい」と意気込んだ。

 昨年はドラマや映画に引っ張りだこ。中でも、昨年3月に放送されたドラマ『イタズラなKiss〜Love in Tokyo』(CSフジ)で主人公・入江直樹役を好演し、日本のみならずアジア、特に中国で爆発的な人気を集めた。「不思議な感覚ですよね。実際に現地に行ったら熱狂っぷりがすごくて、素直にうれしかったです。その期待に応えられるように頑張らないとなと思いましたね」。

 自身の演技が海外に広がる楽しさを味わい、俳優としてやりがいも増すばかり。「仕事に対しての意識は、やればやるほど変わってきています。そして、やればやるほど、難しい部分が見えてくる。それに対しての対応や考え方も毎年変わっています」と、葛藤の日々を明かす。

 2010年に俳優デビューして以降、「難しさしか見えてこないです」と語る古川。「面白さは…もうちょっとうまくならないと見えてこないのかもしれないですね。自分はまだまだです」と首を傾げながら自問自答してみせた。

 「結果論の世界ですけど、自分が納得いく結果を残して、そのまま死ねればなって思うんです。だから、生涯俳優というビジョンを持ちたい。60代でも最前でやられている先輩方を見ると、自信ないところは多くありますけれど、常に悩みや課題がある仕事のような気がする。面白い仕事です」と、熱いまなざしを向けてくれた。

 帰国子女で流暢な英語を話せる若手俳優として、存在感をいかんなく発揮している古川。今年はさらに、新たな“武器”を手に入れようと計画中で「中国語を学びたいんです。話せれば、もっと現地の方とコミュニケーションが取れますし。あと、同じ世代で英語を話せる人はあまりいないので、この世界で言語ってすごい武器になるんですよ」と瞳を輝かせた。

 唯一無二という存在に磨きをかけるべく、“俳優・古川雄輝”の挑戦は、まだまだ始まったばかりのようだ。
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